HOME > CSRの取組み > 基本的責務の遂行 > 社員とのかかわり

社員とのかかわり

将来にわたって誰もが安心して働ける職場環境の構築、維持に努めます。また、女性・グローバル・高齢者・障がいのある方など多様な視点から雇用機会の創出と人材育成・活用に取り組み、環境変化に対応し進化する“学習する企業体”を目指します。

明るくいきいき働ける健康な職場づくり

アズビル株式会社は、将来にわたって誰もが安心して働ける、健康で明るく快適な職場づくりの基本である 「社員の安全と健康の維持・向上」のため、2011年10月に「労働安全衛生マネジメントシステム」 (Occupational Health and Safety Management System 以下、OHSMS)を導入しています。

OHSMSは事業所における安全衛生水準の段階的な向上を図ることを目的とした仕組みで、 2006年3月の厚生労働省による指針で事業者(会社)に対して積極的な導入・構築を推奨しています。

当社のOHSMS認証は2015年度で4年目を迎え、安全意識の高い職場環境を継続してつくるとともに、 認証事業所数を増やすことで対応範囲を拡大しています。

重篤度の高い災害は減少傾向にあるため、2016年度は「ヒューマンエラー防止」と「効果的な安全パトロールの進め方」 「転倒災害防止」の安全衛生教育講座を新設し、労働災害の未然防止を進めます。

「CSR経営の確立」推進の一環として、「健康で活性化された職場づくり」を目指し、2013年度(2014年3月期)から 実施している社員満足度調査の調査結果を活用し、仕事に対するモチベーション、上司と部下の双方向のコミュニケーション、仕事の パフォーマンス等について職場の現状と課題の把握・分析と改善策の立案・実行を繰り返し行い、職場マネジメントのレベル向上を図っています。 社員満足度が相対的に低い部署に対しては、人事部門が職場マネジメント層と一緒になって対策を立案・実行しました。 この繰り返しにより「働きがい」については、満足度ID*が、2013年度40%,2015年度47%と向上しています。 2015年度からはazbilグルーープ全体で同調査を実施し、グループ一体となって「健康で活性化された職場づくり」に 取り組んでいます。
*満足度ID=満足を感じる(%)-満足を感じない(%)

社員の健康・安全の確保と職場環境の改善を図るために “定時就労・定時退社”を基本指針とし、社員の過重労働(長時間勤務)を防ぐ取り組みに力を入れています。具体的には、ミーティング等の場で上司により仕事の進捗管理だけでなく、仕事そのものの効率化のための 見直しを一緒に考える他、データ管理面ではWeb勤務管理システムを活用し、日次就業管理を徹底しています。 さらに、労使協定の残業限度時間を超えないようその手前で見守り時間(アラーム)を設定し、アラーム対象者が出たときはすぐ職場長を含め労使で情報共有しつつ、サポート対策を立案実施しています。

また、週2日間は定時退社日と位置づけ、仕事能率の向上による定時退社を目指しています。やむを得ず長時間残業を行った社員には産業医面談を徹底し、健康診断データ等に基づいて 就業制限等必要な健康上の配慮を行うこととしています。全社的には、長時間残業者の多い職場に対しては、業務のあり様を見直し進めるとともに、 必要な人員のシフト配置を実施しています。

女性の働きやすい職場環境の整備

将来にわたって健康で安心して働ける職場環境の維持・構築を目指し、これまでも出産・育児休業制度の充実を図るとともに、短時間勤務や始終業をライフスタイルにあわせて 変更できる仕組みを導入してきました。女性活躍推進法に基づく行動計画においては、今後も女性活躍推進へ向けた取組みを継続し、女性が長く勤めていく中でより重要な役割を担い責任ある 立場で活躍する場づくりを充実させていくこと、また、女性のみならず男性も含めたすべての社員が継続して働きやすい環境整備を進め、働きがいを向上させるという行動計画を策定しました。 計数目標としては、女性管理・専門職を2014年度比で2倍以上とする(2014年度時点35名)ことを掲げています。

「発展期」を支える人材の確保・育成

事業環境の変化に柔軟に対応し、体質強化を継続的にできる「学習する企業体」を実現するアズビル・アカデミー。お客様とともに現場で価値創造ができる多様な人材の育成を推進しています

アズビル・アカデミー

グループの教育・研修機能を統合する組織として、アズビル・アカデミーを2012年11月に設立しました。4年目を迎え、2015年度(2016年度3月期)は以下の取組みを実施しました。


グローバル研修

お客様並びにグループ事業のグローバル化展開に伴い、社員のグローバル化対応及び海外現地法人における 人材確保が急務となっています。 2015年度は国内で実施しているリーダー層へのマネジメント基礎教育を中国の海外現地法人に展開し、2016年度(2017年3月期)以降エリアや教育内容を拡大する予定です。また海外現地法人のスタッフ系社員を アズビル本社に留学する制度をスタートします。 本社で様々な業務オペレーションを学んだ社員が、現地法人の経営を担い、さらにグループ全体で活躍する ことを期待しています。

キャリア・デベロップメントとしての異動者教育

海外事業や海外生産の推進、国内外におけるフィールドエンジニア・サービスエンジニア人材の強化 といった事業構造改革に合わせ、人材の最適配置と育成を協力に進めるべく、2012年度(2013年3月期)から累計500名以上、 2015年度では70名以上の人材の再配置及び事業や職種を転換する社員に対する異動者教育を実施しました。 定期的にフォロー面談を行うなど、新たなキャリア形成のための支援を行っています。

知的障がい者を雇用する特例子会社 アズビル山武フレンドリー株式会社

アズビル山武フレンドリーは、1998年4月にazbilグループの一員として、知的障がいを持つ人が社員の主役となって生き活き※1と働ける職場環境を作ることを目的に創業しました。仕事を通して能力向上と自己実現を支援し、その成果で社会に貢献することを経営方針としています。品質・価格・納期でお客さまにご満足いただき、「お客さまから声をかけていただいた仕事は断らない」の姿勢で、「仕事の質の向上」と「スピード」に挑戦しています。
また、azbilグループ全社でアズビル山武フレンドリーの事業規模拡大に協力し、自立的経営確立を支援することによって、障がい者の方たちの雇用機会の維持・増加を進めています。 ※2 2015年度からはアズビルTACO株式会社を算定の対象に加え、その範囲を一層拡大しました。



img2.jpg

アズビル山武フレンドリー
(右から)取締役総務部長 諸星 肇
総務部総務課長 神谷 正子
総務部伊勢原総務課長 榎本 敏彦

※1 社員の大切な生活の場という思いを込めて、この字を使っています。
※2 azbilグループは障がい者雇用率制度(事業主に対し、法定雇用率〔民間企業の場合は1.8%〕以上の障がい者の雇用を義務付けている制度)の“グループ算定特例”の認可を受けました。