環境取組みへのアプローチ
SDGs(持続可能な開発目標)の採択や「パリ協定」の発効など、世界の潮流を意識して私たちの環境課題を抽出し、長期的な視点も視野に環境取組みを推進しています。
アズビルは、「自らの事業活動における環境負荷低減」を進めるとともに、それらの取組みを通じて得られる技術・ノウハウを活かし、計測と制御の技術を駆使してお客様の環境に関わる課題解決を支援することで「本業を通じた地球環境への貢献」を推進し、持続可能な社会の実現へと繋げています。
環境施策を推進する体制として、aG環境負荷改革担当役員のもと、年3回のグローバルなazbilグループ環境委員会を実施し、グループ各社での推進体制において、リスクと機会を考慮しながら、計画立案、審議、及びレビューを実施しています。
2020年6月、アズビル株式会社は、脱炭素社会の実現の貢献するイノベーションの促進に向けた一般社団法人日本経済団体連合会の「チャレンジ・ゼロ」宣言への参加を表明しました※。新型コロナウイルス感染拡大に伴う、新しい生活様式やワークスタイルによりもたらされる社会構造の変化においては、エネルギー消費、製品・サービスを通じた社会課題解決、環境保全活動の実施などについて、状況変化に応じた施策の見直し・検討を実施しています。
※ 一般社団法人 日本経済団体連合会の「チャレンジ・ゼロ」の下記Webサイトにて、「多彩なエネルギーリソースをAutoDR™システムにより統合制御するVPP事業」「連携制御の技術開発・普及によるグローバルにおけるCO2排出量削減」の2つの弊社事例をご覧いただけます。
(チャレンジゼロのウェブサイト:https://www.challenge-zero.jp/)
環境取組みへのアプローチについては、「azbilグループ環境基本方針」に2つの指針として定めています。環境基本方針のもと、その具体策を4つの側面から考え、「環境取組み施策」として定めています。
環境取組みにおける2つの指針
私たちは、持続可能な社会の実現に向けて
●自らの事業活動に伴う環境負荷低減に継続的に取り組みます。
●計測と制御の技術を基盤としたソリューションの提供を通じ、
お客さまや社会での環境課題の解決に積極的に取り組みます。
自らの取組みから得られた省エネルギーのノウハウをお客様へ、社会へ
最先端の技術やノウハウを提供するために、azbilグループの自社建物やグローバル生産施設を実証実験の場として活用しています。事業活動におけるCO2排出量を削減することはもちろんのこと、様々な取組みや検証により技術に磨きをかけ、事業を通じてお客さまの現場や社会での環境課題の解決へとつなげています。
提供
省エネルギーのノウハウを
お客さまへ、社会へ
CO2排出量(2022年度)
*アズビル株式会社、国内連結子会社および海外主要生産拠点
- 環境取組みの全体像
- 本業を通じた地球環境への貢献
- 自らの事業活動における環境負荷低減