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地球環境への貢献

エネルギーを最適に管理・運用できる。

azbilグループは、製品・サービス・ソリューションの提供を通じて、お客様の現場におけるCO2削減に取り組んでおり、2030年度には、CO2削減効果を340万トンCO2まで拡大することを目標としています。プロセスの最適化・安定化につながるオートメーション機器やシステム、エネルギーマネジメントなど省エネ・省CO2を実現するソリューションを提供するほか、納品後のメンテナンス・サービスにおいても環境負荷の少ない手法を追究し、お客様の製品・設備のライフサイクル全体を通して、環境負荷低減に貢献しています。
2022年度のお客様の現場におけるCO2削減効果は年間276万トンCO2となりました。これは、日本のCO2排出量(約11億トン)の約400分の1に相当します。
前年度と比較しCO2削減効果が減少した要因は、国内プラント向け市場における2021年度の錯誤による過大な算定を是正したこと、および国内建物市場における受注建物種類の変化等によるものです。CO2削減効果の拡大に向け、市場環境変化への対応を含め、CO2削減活動対象の拡大など事業成長と連動した取組みを実施していきます。

※ 環境負荷低減への貢献を定量的に評価するにあたり、(1)オートメーションにおける効果、(2)エネルギーマネジメントにおける効果、(3)メンテナンス・サービスにおける効果の3項目に分類し、お客様の現場でazbilグループの製品・サービス・ソリューションが採用されなかったと仮定した場合との差を、削減効果として推計しました。なお、グローバルでの削減効果については、一部独自の考え方に基づいています。
※ 推計手法につきましては、第三者レビューを実施しています。

お客様の現場におけるCO2削減効果 合計 276万トンCO2/年

オートメーションで

“計測と制御”の技術の下、ビルディングオートメーション、アドバンスオートメーション、ライフオートメーションにより、環境負荷低減に貢献しています。

お客様の現場における
CO2削減効果
250万トンCO2/年

新築・既存建物における「BAS※1・自動制御」で

納入物件の延床面積などに基づき、公表されている建物用途別のエネルギー原単位を用いて過去10年間の実績からCO2削減効果を推計しています。
※1 BAS:Building Automation Systems

推計に使用した条件の詳細は、こちらです。

「プロセス装置の安定化・最適化」を実現する制御高度化ソリューションで

プロセスの最適制御導入によるCO2削減効果を公表されているCO2排出量に基づき、過去10年間の実績からCO2削減効果を推計しています。

推計に使用した条件の詳細は、こちらです。

事例紹介
東京臨海熱供給株式会社
3地区のプラント監視システムを更新・統合
新運転支援システム導入でさらなる効率化を目指す

エネルギーマネジメントで

節電・省エネルギー・省CO2を実現するエネルギーマネジメントソリューション「ENEOPT(エネオプト)」により、環境負荷低減に貢献しています。

お客様の現場における
CO2削減効果
21万トンCO2/年

「ESCO※2」などのエネルギーマネジメントソリューションで

過去10年間の物件ごとの効果(ESCO導入前後における実測値等)からCO2削減量を推計しています。
※2 ESCO:Energy Service Company

推計に使用した条件の詳細は、こちらです。

「最適化・見える化」や、エネルギー系統の最適・連携制御で

省エネ制御システム導入によるCO2削減効果を公表データや導入前後における実測値に基づき、過去10年間の実績からCO2削減効果を推計しています。

推計に使用した条件の詳細は、こちらです。

事例紹介
新江ノ島水族館
海洋生物の飼育環境を維持しながら
エネルギー可視化による省エネルギーを実現

メンテナンス・サービスで

国内外のお客さまの現場で培った知識やノウハウを活かして、azbilグループならではの高付加価値型サービスの提供により、環境負荷低減に貢献しています。

お客様の現場における
CO2削減効果
5万トンCO2/年

建物における「総合ビル管理サービス」で

納入物件の延床面積などに基づき、公表されている建物用途別のエネルギー原単位を用いてCO2削減効果を推計しています。

推計に使用した条件の詳細は、こちらです。

生産現場における「計測制御機器・システムの設備管理」で

プロセスの最適制御・省エネ制御システムのメンテナンスによるCO2削減効果を推計しています。

推計に使用した条件の詳細は、こちらです。