アズビル、クラウド型バルブ解析診断サービス「Dx Valve Cloud Service」を三菱ケミカル株式会社に提供開始 - 同社が目指す、生産設備の安定化・保安力強化に貢献 -

2021年3月9日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、2020年6月より、三菱ケミカル株式会社 茨城事業所(神栖市)の主要プラントであるエチレンプラントに「Dx*1 Valve Cloud Service」の提供を開始、運用検証を経て、2021年3月1日本格運用が開始されたことをお知らせします。

「Dx Valve Cloud Service」は、2020年11月に販売を開始した、コントロールバルブの解析診断結果をWEBコンテンツで提供するクラウドサービスです。プラントや工場で稼働するバルブの健全性を診断し、その結果を可視化することによって、生産設備の安定化や保安力強化に貢献します。

三菱ケミカル株式会社 茨城事業所は、同社の経営基本方針に沿った「KAITEKI事業所」の実現に向けてDX(デジタルトランスフォーメーション)技術を使った安全・安定操業、業務効率化、生産性向上、高品質化に取り組んでいます。
同事業所では、生産設備の稼働に欠かせない制御機器であるコントロールバルブの稼働状態を監視することによって、プラントの安全・安定運転に寄与できる可能性があることから、エチレンプラントにて「Dx Valve Cloud Service」の運用検証をスタートしました。その結果、診断情報の伝達の早さと使い勝手の良さを評価、特に、工場で安全・安定運転を実現するには、タイムリーに情報を技術者に伝達することが重要であると考え、今回の本格運用開始に至りました。

また、診断結果がクラウド上にあるため利用しやすいこと、特にメンテナンスを担うエンジニアがこのような診断情報を積極的に自分の業務の中に組み込んで活用するようになったことから、同事業所内の他プラントへの展開が可能と判断され、現在本格運用を開始したエチレンプラントに加えて、2021年4月より4プラント、その後、同事業所内の他プラント、全12プラントにて「Dx Valve Cloud Service」を導入する計画です。

同事業所は、以前からデジタル化によるメンテナンスの最適化に取り組んでおり、コントロールバルブの状態把握データの検出機能を持つ機器のスマート・バルブ・ポジショナを積極的に導入し、その評価を進めていました。2012年から、当社調節弁メンテナンスサポートシステムPLUG-IN Valstaffを導入、2017年よりPLUG-IN Valstaffに蓄積されたデータを用いて実施する「バルブ解析診断サービス」を利用するなど、コントロールバルブの稼働状態監視の強化を推進され、その後クラウドサービスとして提供を開始した「Dx Valve Cloud Service」の検証にいち早く取り組まれました。


Dx Valve Cloud Service

スマート・バルブ・ポジショナ 700シリーズ付きのアズビル製調節弁。ポジショナが収集する調節弁稼働データはPLUG-IN Valstaffを経由してクラウドへ送信され、バルブの健全性確認を行う。

Dx Valve Cloud Service

中央のエチレンプラントを皮切りに、茨城事業所全12プラントで「Dx Valve Cloud Service」が活用される計画。


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Dx Valve Cloud Service

アズビル株式会社はazbilグループの企業理念である「人を中心としたオートメーション」の下、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献と持続的な成長を目指し、今後も社会的課題やお客さまのニーズに対応した製品・サービスを提供してまいります。


*1 「Dx」は診断を意味する医療分野で、「Diagnosis(診断)」の略称。本サービスでは、バルブの健康状態を把握することによって、常にバルブを安全に使うことができるという意味を、この言葉に込めています。

※Valstaffは、アズビル株式会社の商標です。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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