アズビル、クラウド型バルブ解析診断サービス「Dx Valve Cloud Service」を大陽日酸グループの株式会社ティーエムエアー鹿島事業所に提供開始 ― コンビナートの重要インフラである窒素・酸素の安全かつ安定供給に貢献 ―

2021年8月26日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、大陽日酸グループの株式会社ティーエムエアー鹿島事業所(茨城県神栖市)の主要プラントである空気分離設備および関連設備に「Dx* Valve Cloud Service」を2021年8月2日より提供開始したことをお知らせします。

「Dx Valve Cloud Service」は、コントロールバルブの解析診断結果をWebコンテンツで提供するクラウドサービスです。プラントや工場で稼働するバルブの健全性を診断し、その結果を可視化することによって、生産設備の安定化や保安力強化に貢献します。

同事業所は、鹿島地区コンビナートで操業しているエンドユーザに直接パイプラインで産業ガスの供給を行っています。このうち、酸素ガスは化学反応の原料ガスなどとして使用され、窒素ガスは生産設備の保安用などに使用されています。また同時に液化酸素、液化窒素、液化アルゴンも生産しており、医療分野や半導体産業など幅広いユーザにタンクローリーで供給するなど、地域の拠点としての役割も担っています。このため、同事業所の現場では、生産から供給まで全工程を見据えて、安定操業に取り組んでいます。

同事業所では、メンテナンスの効率化、最適化を図ることを目的として、2019年5月に当社が提供する調節弁メンテナンスサポートシステム PLUG-IN Valstaffを導入し、定期的に設備の運転を停止して機器の検診を行う予防保全から稼働中に状態を監視・診断を行い必要な対策を実施する予知保全の取組みを開始しました。まず空気分離設備の付帯設備で使用されているバルブの健全性の診断・検証からスタートしました。当社専門員が行うバルブ診断によって、設備故障につながるような不具合を早期に発見することができ、トラブルを未然に防ぐことができること、また、バルブの状態監視結果に基づき交換部品の選定を行うなど、効率的なメンテナンスが実現できると評価され、2021年7月より監視対象を空気分離装置全体へ拡張することが決定、今後、液化装置などにも範囲を拡大する予定です。
それに伴い、クラウド上のWebコンテンツで解析診断結果を提供するサービス「Dx Valve Cloud Service」の導入を決定し、さらなる保安力強化に向けて運用を開始することになりました。


Dx Valve Cloud Service

株式会社ティーエムエアー鹿島事業所の主要プラントである空気分離設備で「Dx Valve Cloud Service」が活用されている。

Dx Valve Cloud Service

スマート・バルブ・ポジショナが収集する調節弁稼働データはPLUG-IN Valstaffを経由してクラウドへ送信され、バルブの健全性確認を行う。


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Dx Valve Cloud Service

当社はazbilグループの企業理念である「人を中心としたオートメーション」の下、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献と持続的な成長を目指し、今後も社会的課題やお客さまのニーズに対応した製品・サービスを提供してまいります。


* 「Dx」は診断を意味する医療分野で、「Diagnosis(診断)」の略称。
本サービスでは、バルブの健康状態を把握することによって、常にバルブを安全に使うことができるという意味を、この言葉に込めています。

※Valstaffは、アズビル株式会社の商標です。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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