研究開発拠点「藤沢テクノセンター」に2棟の新実験棟が竣工 ― azbilグループの中核研究開発拠点として整備 ―

2022年9月2日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、次の成長に向けた先進的なシステムソリューションやデバイスの開発を加速するための技術開発環境の整備・強化を目的に建設中だった神奈川県藤沢市の藤沢テクノセンター内の2棟(第103建物、第104建物)の新実験棟が完成したことをお知らせいたします。


第103建物

第104建物

アズビルの藤沢テクノセンター内で建設された実験棟
第103建物(左)および第104建物(右)


azbilグループは、脱炭素、新型コロナウイルス感染拡大に対する安全確保、労働人口の減少やインフラの老朽化などの社会課題やお客さまのニーズの変化に対して、オートメーションが解決できる役割と機会が増大するという事業環境認識の下、自らの成長と社会の持続性への貢献を両立させる、「持続可能な社会へ『直列』に繋がる貢献」の実践を長期目標*1に掲げています。

このたび竣工した新実験棟では、長期目標の達成に向け、オートメーション技術を基盤とした3つの成長事業領域―「新オートメーション事業」「環境・エネルギー事業」「ライフサイクル型事業」―における新製品およびサービスの開発力の強化を目的とする様々な取組みを進めてまいります。
具体的にはクラウドやAIを活用した先進的なシステムソリューションや高機能・高精度なデバイスの開発力を一層強化するための実験施設を設けたほか、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)センサを起点としたビジネス拡大に向け、MEMSセンサの開発施設ならびにazbilグループの計測を支える校正施設の整備を行いました。新たな開発環境と先進的な実験作業環境を整え、研究・開発活動の効率化を進め、高度でより先進的な技術開発を推進します。また、azbilグループのグローバル開発拠点として「世界最先端のオートメーション技術を体験できるセンター」を目指し、お客さまとともに新たな価値を創造できる空間としての役割も担います。

■ 実験棟(第103建物)の概要
第103建物には、最適で先進的な開発環境を備えた開発体制を強化するとともに、研究・開発の生産性、創造性を発揮するワークスペースも設置します。社員の執務空間を、集中して思考する場所と気分転換できる場所にバランスよく配置し、昨今のワークスタイルに合わせたカフェ型のワークスペースなども整備しました。個人からグループレベルに至るまで創造力を高めることができる最適な開発環境、執務環境を提供することで、社員の活性化や働きの創造*2の推進も図ります。

藤沢テクノセンター 実験棟(第103建物)

建築面積 2,320㎡、6階建
延べ面積 10,721㎡
投資金額(概算) 41億円
建設完成時期 2022年5月末
使用開始時期 2022年9月

■ 実験棟(第104建物)の概要
第104建物には、アズビルのセンシング技術の要であるMEMSセンサの開発施設および計測標準施設を整備します。独自の要素技術、プロセス技術、開発・生産ノウハウの蓄積により、MEMSセンサの競争力の維持向上を図り、高性能なセンサの安定供給と新製品開発、さらにはセンサを起点とした新規領域へのビジネス拡大を目指します。
9月に稼働予定の新校正室は、現在の建設技術ならびにアズビルが持つ空調技術と計測に関するノウハウを結集しました。「正しく測る」ための校正能力強化によって事業活動への貢献を行います。

藤沢テクノセンター 実験棟(第104建物)

建築面積 1,336㎡、3階建
延べ面積 4,217㎡
投資金額(概算) 31億円
建設完成時期 2022年5月末
使用開始時期 2022年9月

また、新実験棟は、人の健康・快適性を中心に建物の評価を行うWELL Building Standard®(WELL認証)でWELL Health-Safety Rating(WELL健康安全性評価)*3を取得しました。新実験棟が、執務者のウェルネスに配慮して管理・運営される施設であることが評価されました。

これからも当社はazbilグループの「人を中心としたオートメーション」の理念の下、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献と持続的な成長を目指し、お客さまの「安心、快適、達成感」を実現する新技術、新製品の開発により社会課題解決に貢献してまいります。

*1 長期目標(2030年度): 
売上高 4,000億円規模 [海外 1,000億円規模]、営業利益 600億円規模、営業利益率 15%程度、ROE 15%程度
顧客資産の「空間の質・生産性の向上」とともに、そのためのエネルギー量を抑えることにより地球環境保全にも貢献し、その両面を解決する事業を国内外で展開、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献を実現
*2 「働きの創造」: 「 働く仕組み(DX推進)」「新しい働き方(ハイブリッド勤務等)」「働く場・環境(生産性を高めるオフィス等)」を一体となって変革していくことを通じ、お客さまへの提供価値を高めていくことを目指しています。
*3 WELL Health-Safety Rating(WELL健康安全性評価):感染症やその他緊急事態に対して、さまざまな対策を実施していることを示す米国公益法人International WELL Building Institute(IWBI)による評価。建物や施設の「健康・安全性」をグローバルな基準で評価し、一定の基準を満たすと評価が得られる。戸建て住宅を除く、あらゆる施設が対象。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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