タイの生産子会社に新工場棟建設を決定 ― 海外事業拡大に向け、グローバル生産体制を強化 ―

2023年5月8日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、海外事業展開に合わせたグローバル生産体制のさらなる拡大・強化を図るため、タイのチョンブリー県にある生産子会社 アズビルプロダクションタイランド株式会社(社長:矢野貴史)に新しい工場棟を建設します。

アズビルプロダクションタイランド新工場棟

アズビルプロダクションタイランド新工場棟(2024年春竣工予定)

アズビルプロダクションタイランドは、2013年の創業以来、10年にわたってものづくり技術の向上に取り組み、生産品目を拡大させてきました。現在、生産品目は、工業向け温度調節計、各種センサから空調用コントローラまで多岐にわたっています。また、東南アジア諸国、東アジア各国に向けた製品の生産、直接の出荷拠点として重要な役割を担っています。
このたびの新工場棟建設は、当社グループの海外事業拡大に合わせて見込まれる需要の拡大に対応するとともに、工業市場向けの電磁流量計、差圧発信器といった高度な生産技術を要する多様な製品を求める海外のお客さまのニーズにお応えするため、さらなる生産能力の強化、生産品目の拡大を図るものです。
azbilグループは、1994年に最初の海外生産拠点としてアズビル機器(大連)を、2013年にはアズビルプロダクションタイランドを設立し海外における生産能力の拡大を図ってまいりました。また、高度な生産技術の開発や自動化を進めるため、2019年には湘南工場と研究開発拠点の藤沢テクノセンターを連携させたマザー工場を本格稼働させ、日本・中国・タイを3極としたグローバルな生産体制を強化してまいりました。海外生産比率は、2010年以降拡大を続けており、3年後の2025年には30%台半ばを計画しています。


アズビルプロダクションタイランド株式会社 新工場棟

建築面積 6,069m² 3階建て
延床面積 15,064m²
投資金額 391,000,000タイバーツ(約15億円)
建設完成時期 2024年春

当社はこれからも「人を中心としたオートメーション」の理念の下、お客さまのニーズに対応した製品・サービスの開発、提供を通じて、よりよい社会の実現のために貢献してまいります。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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