「令和4年度補正予算 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」の公募に対し、アズビルをエネマネ事業者として活用するスキームが採択

2023年7月27日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、工場の省エネルギー事業において、当社をエネルギー管理支援サービス事業者(以下、エネマネ事業者)として活用するスキームが、「令和4年度補正 予算省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」に採択されたことをお知らせします。

■ 当社をエネマネ事業者として活用する事業
事業区分※1 事業者名 事業の名称 事業の概要
(B)オーダーメイド型事業
(D)エネルギー需要最適化対策事業
三洋化成工業株式会社 三洋化成工業株式会社
名古屋工場
コージェネ導入事業
高効率ガスタービンCGS(コージェネレーションシステム)※2を導入し、事業場内の電力・蒸気生成プロセスを改善し、最適なエネルギー使用を実現する。また、EMS(エネルギーマネジメントシステム)※3装置を導入し、エアコンプレッサの稼働台数制御ならびにエアー減圧制御を連携させることで省エネルギー化を図る。
(B)オーダーメイド型事業
(D)エネルギー需要最適化対策事業
不二製油株式会社 阪南事業所におけるCGS更新及びEMS導入による省エネルギー事業 高効率なコージェネレーション設備(CGS)へ更新を行い、さらに、EMS による CGS の最適制御、および非化石エネルギーの運用改善の取り組みにより、省エネルギー化を図る。

出典: 一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)の交付決定案件一覧(抜粋)


経済産業省が掲げる2030年のエネルギーミックスの達成、また2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、エネルギーマネジメントは重要な事業領域であり、当社グループが実績とノウハウを持ち、成長が期待できる「環境・エネルギー事業」として注力しています。現在までにも様々な省エネルギーソリューションを提供しており、エネマネ事業者として、こうした豊富な実績とノウハウにより、今後もさらなる市場拡大を目指します。

azbilグループは、「人を中心としたオートメーション」の理念の下、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献を目指し、事業を通じた社会課題の解決によりさらなる成長、企業価値の向上を実現します。

※1 事業区分:(A)先進事業、(B)オーダーメイド型事業、(C)指定設備導入事業。これらの対象設備は単独申請のほか、他事業区分の設備を組み合わせて申請することが可能。また、(A)(B)(C)いずれかの事業区分に、(D)エネルギー需要最適化対策事業を加えて申請することが可能(各事業区分の申請要件を満たすことが必要)
※2 CGS(コージェネレーションシステム):2つのエネルギーを同時に生産し供給するしくみで、発電装置を使って電気をつくり、次に、発電時に排出される熱を回収して、給湯や暖房などに利用する。
※3 EMS(エネルギーマネジメントシステム):建物や工場におけるエネルギーに関するデータを一元的に管理、分析できることができるシステム

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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