「令和6年度補正予算省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」の公募に対し、 アズビルをエネマネ事業者として活用する3事業が採択

2025年12月24日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:東京都千代田区 社長:山本清博)は、当社をエネルギー管理支援サービス事業者(以下、エネマネ事業者)として活用する3事業が「令和6年度補正予算省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」(以下、省エネ支援事業)に採択されたことをお知らせします。

本省エネ支援事業は、省エネルギー効果の高い設備やシステムの導入を支援し、工場や施設におけるエネルギーの効率化や脱炭素化を促進するための補助金制度*1です。アズビルにおいては2014年から2025年までの12年間で、エネマネ事業者として工場向けに28件の事業が採択されており、今回の採択もその一環となります。

■ 当社をエネマネ事業者として活用する事業
事業区分 事業者名 事業の名称 事業の概要
(Ⅱ)電化・脱炭素燃転型
(Ⅳ)エネルギー需要最適化型
キンキサイン株式会社 本社第二工場の省エネルギー事業
本社第二工場のヒートポンプを更新し、見える化および計測機器を導入し運用改善を通じて省エネルギー化を図る。
(Ⅰ)工場・事業場型
(Ⅳ)エネルギー需要最適化型
高野冷凍株式会社/JA三井リース株式会社 高野冷凍(株)後志ホールミール工場における省エネルギー事業 ボイラーを先端設備へ更新かつ乾燥機を同時に更新し、EMS(エネルギーマネジメントシステム)導入により、省エネルギー化を図る。
(Ⅳ)エネルギー需要最適化型 キンキサイン株式会社 徳島工場EMS設置による省エネルギー化事業
見える化および計測機器を導入し、運用改善を通じて、省エネルギー化を図る。

*一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)の交付決定案件一覧より抜粋。
*事業区分(Ⅰ)工場・事業場型、(Ⅱ)電化・脱炭素燃転型、(Ⅳ)エネルギー需要最適化型の対象設備は単独申請の他、他事業区分の設備を組み合わせて申請することが可能です。(各事業区分の申請要件を満たす必要があります)



アズビルは、経済産業省が掲げる2030年のエネルギーミックスや2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、省エネルギーや脱炭素を支えるエネルギーマネジメントを重要な事業領域として位置づけています。これまで培ってきた豊富な実績やノウハウを活かし、さらなる市場拡大を目指していきます。

当社はグループ理念である「人を中心としたオートメーション」の下、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献を目指し、工場や建物の省エネルギー・脱炭素を実現する様々な手法を提案し、地球環境保全に貢献してまいります。

azbilグループは、「人を中心としたオートメーション」の理念の下、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献を目指し、事業を通じた社会課題の解決によりさらなる成長、企業価値の向上を実現します。

*1 事業者が計画した省エネルギーの取組みのうち、導入ポテンシャルの拡大等が見込める「先進的な設備・システム」の導入、「機械設計が伴うオーダーメイド型設備」および「省エネ効果が高い高効率な指定設備」への更新やプロセス改修、脱炭素に繋がる電化や燃料転換を伴う設備更新、計測・見える化・制御等の機能を備えたエネルギーマネジメントシステムを導入することにより省エネ効果の要件を満たす事業に要する経費の一部を補助します。これにより、各分野の省エネ化を推進し、内外の経済的社会環境に応じた安定的かつ適切なエネルギー需要構造の構築を図ることを目的としています。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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