指静脈認証端末

指静脈認証端末

(株)日立産業制御ソリューションズ製

静脈認証は各種生体認証の中で実績が高く既に確立された認証方式と言えます。

日立産業制御ソリューションズ製・指静脈認証端末をご提供します。
弊社各種システムと組み合わせて利用可能です。

指静脈認証は、表面からは認識できない指の静脈パターンを使用するため、偽造が困難で安心な認証方式です。操作は、指を非接触センサーにかざすだけ。
日立独自の認証アルゴリズムにより、すばやく照合が完了します。

■ 高速・高精度
■ 紛失の心配がない
■ 貸し借り、改ざん、なりすましが難しい
■ 偽造が極めて困難
■ 履歴が取れ、管理が簡単
■ 非接触モード
■ 抗菌

指静脈認証 の紹介動画を見る

特長

■高速・高精度

・新型認証エンジン、認証アルゴリズムの改良により、「指静脈のみ」の認証速度が向上(*1)、逐次認証方式(*2)採用により認証精度を大幅に向上させました

(*1)従来機種:3,000指/約1秒
(*2)逐次認証とは、1人2指を登録しておき、1回目の認証で本人と確認できなかった場合に2本目の指で2回目の判定をすることで認証精度を大幅に向上させる認証方式です

■省スペース化を実現

・スリム化(横型から縦型へ)幅89mmを実現(壁面埋込の場合)
・設置位置の制約を受けにくい
・大人・子ども・車椅子の方などさまざまな利用者が共通に使える位置に設置でき、アクセシビリティを考慮しています

■オールインワン端末・操作性向上

・指静脈スキャナー、テンキー、ICカードリーダーを一体化したオールインワン端末により、2要素認証を含む多彩な認証方式をサポート(ICカードリーダーの無いモデルもラインナップ)
・3.5インチ カラー液晶タッチパネルの採用により、操作がしやすくなりました
・防塵防水規格に対応
・設置場所の意匠に合わせて外装の塗装が可能です

■抗菌、耐アルコール塗装

・認証操作時に指が触れる部分に抗菌、耐アルコール塗装(*3)
抗菌塗装により、菌の増殖を抑制し、アルコール消毒が可能なためウイルス対策の清掃が容易になります

(*3) JISZ2801 5.2:プラスチック製品などの試験方法に準拠、抗菌活性値2.0以上を採用
体温計、冷蔵庫の把手、スマートフォンなどに使われている塗装です

利用シーン

指静脈認証とは

指紋、瞳の虹彩、声紋など個人差のある身体の特徴を使って本人を確認することを「バイオメトリクス認証(生体認証)」と言います。静脈認証も生体認証のひとつで、身体を網のように走る静脈のパターンを使った認証方法です。静脈も指紋や虹彩と同じく非常に複雑で、同じパターンを持つ人間は双子の間にも存在しないといわれており、現在実用化されている技術の中でも誤認率が非常に低い技術です。

■指静脈認証のしくみ

特定波長の近赤外線を使って指を透過撮影すると静脈のパターンが抽出できます。これをあらかじめ記録されたパターンと比較することで本人判断を行います。

■指静脈認証システムの利点

認証キーの管理のしやすさ 【失くさない】【盗まれない】
人物の特定/確認という"認証作業"は、より複雑な鍵やパスワード、そしてIDカードの利用など、精度と信頼性が進歩し続けていますが、反面、利用者への負担と不安は高まっております。例えば、

・認証に必要な鍵・カード・装置を失くさないか?
・目を離した隙に盗難/複製されるのでは?
・万が一の紛失や盗難時に、第3者が不正使用しないか?

といった懸念が付きまとい、もしも紛失や盗難が発生した場合には【再発行】【紛失した認証キーの無効化】そして【対外的な信用度の低下】も発生します。

「指静脈認証」では、認証に自分の"指"を利用しますので、失くす心配がありません。また、「外からは見えない生体内部特徴」であり、盗難や複製もありません。他人との貸し借りもできないので、「なりすまし」を防ぐことができ、正確な管理にも利用できます。

■さまざまな生体認証技術との比較

     
方式 原理方式 認証精度 登録容易性 コスト 特徴
静脈

静脈パターン

専用の端末が必要
・偽造、改ざんが極めて困難
・不適応者がいない
・生体内部情報のため、外から見えない
・装置の小型化可能
指紋

指の指紋の特徴点

専用の端末が必要
・偽造の心配
・装置の小型化可能

輪郭、形、配置

写真で登録可能
・非接触型認証
・利便性向上目的として市場伸長傾向。技術革新が後押し。
虹彩

目の虹彩の模様

専用の端末が必要
×
・偽造、改ざんが困難
・非接触型認証

■「指のみ」の認証とは

取り込んだ静脈データと、あらかじめ登録されている複数の人数の静脈データを照合し認証する方法です。(1:N認証)

寸法図

認証端末、I/Oボックス、登録端末の外形寸法ついてご紹介します。

■指静脈認証端末(FVA-100JL/FVA-100SL)

壁面取り付け方法
①壁面埋込(スイッチボックス無し)
②壁面埋込(3個口縦スイッチボックス)
③壁面露出
④AFV-730-TCから置換え(開口部目隠し付き)

指静脈認証端末(FVA-100JL/FVA-100SL)

壁面取り付け_寸法図 (単位:mm)

■指静脈認証端末(PCT-KCUA011)

指静脈認証端末(PCT-KCUA011)

質量:約103g

*仕様やシステム構成例は組み合わせるシステム側にてご確認ください。

アズビルの入退室管理システム

savic-net™FX2 セキュリティ
中小規模入退室管理システム savic-ssEZ™
入退室管理システム IDSMART™-II 統合化入退管理システム

ページの先頭