持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献を通じて成長を目指す azbilグループ、新長期目標・新中期経営計画を策定

2021年5月14日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、オートメーションに関わる製品・サービスの提供を通じて持続可能な社会に「直列」へ貢献し、成長を目指す「新長期目標(2030年度)」並びに「新中期経営計画(2021~2024年度)」を策定しましたのでお知らせします。

azbilグループは、「人を中心としたオートメーション」の理念の下、事業を通して持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献を実践することで、自らの中長期的な発展を確実なものとし、企業価値を持続的に向上させることを目指しています。このたび、2030年度をゴールとし、売上高4,000億円規模、営業利益600億円規模、営業利益率15%程度、ROE13.5%程度の企業体を目指す「新長期目標」を策定しました。また、これを実現するためのプロセスとして「新中期経営計画(2021~2024年度)」を策定、オートメーション技術を共通基盤とした3つの成長事業領域 ― 「新オートメーション事業領域」「環境・エネルギー事業領域」「ライフサイクル型事業領域」での成長を核に、事業を展開するビルディングオートメーション(BA)事業、アドバンスオートメーション(AA)事業、ライフオートメーション(LA)事業、3つの事業全てでグローバルな成長を実現します。

azbilグループ3つの成長事業領域

オートメーション技術を共通基盤とした3つの成長事業領域

新型コロナウイルス感染拡大や気候変動・カーボンニュートラルへの対応など、様々な社会課題が発生し、これらへの対応策としてオートメーションが果たすことのできる役割は日々拡大しています。azbilグループの3つの成長事業領域はオートメーション技術の活用によって、継続的に顧客資産の“空間の質・生産性の向上”とともに、そのためのエネルギー量抑制を実現することによって、これら様々な社会課題に対応することが可能であり、長年にわたって現場で培ったノウハウ、ビッグデータの蓄積を基に、製品からエンジニアリング、メンテナンスサービスまでをお届けできる当社グループならではの強みが発揮できる領域です。

azbilグループでは、これら3つの成長事業領域を核としたグローバルでの成長をさらに確かなものとするために、継続的にソリューションを創出するための新製品・サービスの開発とその市場投入を加速するための積極的な研究開発費の投入・設備投資を行うとともに、サービスの高付加価値化や事業の効率化に必要な販売・エンジニアリング・サービスのDX(デジタルトランスフォーメーション)、ネットワークインフラの強化施策を実行してまいります。既に生産技術の高度化等に向けた湘南工場(神奈川県)を中心とする生産体制強化、マザー工場化は実施済みであり、当年度からは研究開発拠点である藤沢テクノセンター(神奈川県)の機能強化に向けた新棟建設工事が始まっています(2022年度竣工予定)。

併せて、グローバルでの事業拡大施策に加えて、新型コロナウイルス感染拡大に起因する事業環境の変化に対しても安定的な利益確保を実現した各種の利益改善施策を継続し、海外生産・調達の拡大やDX・クラウド利用による業務効率化等の施策をさらに展開することにより事業収益力を強化いたします。これにより、新中期経営計画の着実な実行により、新長期目標の達成を目指します。また、今年度よりROIC(投下資本利益率)を導入し、より効率的で資本コストを意識した経営を実践してまいります。
azbilグループでは、「人を中心としたオートメーション」のグループ理念のもと、SDGs(持続可能な開発目標)を経営の重要な道標として「azbilグループ SDGs目標」を定め取り組むとともに、その指標は社会・事業環境の変化に合わせて継続的に見直しており、本日、新しい指標を追加発表しております※1。こうした取組みを通し、前述の事業展開と併せて持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献を進め、自らも持続的な成長を実現することで、新中計経営計画、新長期目標の達成を目指してまいります。

※1 2021年5月14日付け当社プレスリリース「azbilグループが、SDGs目標の指標の引き上げと新しい指標を決定 」をご参照ください。
https://www.azbil.com/jp/news/210514-1.html

azbilグループ新長期目標・新中期経営計画

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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