azbilグループ、グリーントランスフォーメーション(GX)を推進 ― パートナーシップ拡大とGX推進組織の設置 ―

2022年4月20日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、当社が成長領域の一つと定める「環境・エネルギー事業領域」拡大のため、カーボンニュートラル*1の実現に向けた経済社会システムの変革であるグリーントランスフォーメーション(以下、GX)を推進します。そのため、当社がオートメーション事業を通して培った技術や知見を、様々な分野で活躍する企業や各種研究機関らとのパートナーシップを拡大することで、より広く社会に実装することを目指します。また、GXを全社的にリードする新たな組織として、2022年4月に「GX推進部」を設置しました。

azbilグループは、高まるカーボンニュートラル実現への要請を背景に、持続可能な社会の実現に向けて、社会全体の温室効果ガスの排出削減に取り組んでいますが、環境・エネルギー事業領域での伸長を実現すべく、GXを推進するためには、企業や業界の枠を超えた、幅広いパートナーシップが不可欠です。かねてから進めてきた東光高岳グループとの、エネルギーデータ(電力:Electricity、ガス:Gas、水道:Aqua)を軸としたお客さまへの価値提供の取組み「DX-EGA™」*2に加えて、新たな取組みとしてNTTアーバンソリューションズ・NTTファシリティーズ・NTT都市開発・NTT Com・ダイキン工業との協業を開始しました(https://www.azbil.com/jp/news/220420-1.html)。各社が持つ空調制御に関する技術や知見を掛け合わせ、オフィスビルをはじめとした大規模な施設のCO2排出量を削減し、空調制御分野におけるGXソリューションを確立することで、社会全体のカーボンニュートラル実現に大きく貢献します。
 また当社は、本年2月に経済産業省が発表した『GXリーグ基本構想』にも賛同いたしました。同構想に掲げられている2050年カーボンニュートラル実現と社会変革を見据えたGX推進に、官・学とも連携して挑戦してまいります。
 そして、これらの取組みをはじめ、当社におけるGX推進とそれに関連する事業開発、パートナーシップ開発など、全社横断で担当する新組織として、2022年4月に「GX推進部」を設置いたしました。商品力や価値提供の強化を精力的に進め、顧客事業貢献・社会貢献を拡大し、幅広くGXを推進してまいります。

azbilグループは、「人を中心としたオートメーション」のグループ理念の下、事業を通して持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献を実践することで、自らの中長期的な発展を確実なものとし、企業価値の持続的な向上を目指しており、オートメーション技術を共通基盤とした3つの成長事業領域 ― 「新オートメーション事業領域」「環境・エネルギー事業領域」「ライフサイクル型事業領域」での取組みを強化してまいります(https://www.azbil.com/jp/corporate/plan/index.html)。

環境・エネルギー事業領域におけるGX推進イメージ

環境・エネルギー事業領域におけるGX推進イメージ

*1 温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること(温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること)
*2 DX-EGA:エネルギーデータ(電力:Electricity、ガス:Gas、水道:Aqua)を軸として、さまざまな領域でのDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させ、お客さまに価値を提供する事業コンセプト

※ DX-EGA、BiG EYESは、アズビル株式会社の商標です。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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