お客さまのカーボンニュートラルへの取組みに貢献する、Energy Service Provider事業の展開を開始 - 省エネルギーと再生可能エネルギーのソリューションをワンストップで提供 -

2023年3月15日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、このたび、azbilグループの強みであるEMS*1などの省エネソリューションに、再生可能エネルギーなどのソリューションなどを加えたEnergy Service Provider (ESP)*2事業を展開します。
アズビルが成長領域の一つと定める「環境・エネルギー事業領域」拡大の一環として、カーボンニュートラルの実現に向けた経済社会システムの変革であるグリーントランスフォーメーション(GX)を推進するソリューションとして取り組んでまいります。

環境・エネルギーを取り巻く市場環境は、再生可能エネルギーの普及など、温室効果ガス(GHG)排出量削減によるカーボンニュートラルへの移行に向けた取組みが拡大し、加えてエネルギー価格の高騰や電力需給ひっ迫という難題に直面しており、変革の時代を迎えています。 

アズビルは長年、ESCO事業*3を通じて「エネルギーを使用する設備の高効率化」、「ビルディングオートメーション技術による最適な運転・保守」などの省エネソリューションをワンストップで提供することにより、お客さまとともに省エネルギーへの取組みに努めてきました。
また、特定卸供給事業者の認定を受けたアグリゲーターとしてAutoDR™*4など、ディマンドリスポンス技術を活用したエネルギーマネジメントを提供することにより、電力需給への課題に取り組んでいます。

当ESP事業は従来の省エネソリューションに、再生可能エネルギーの調達サポートや運用段階での最適なマネジメントを加え、お客さまの目標達成に向けてのニーズに応える事業をカスタマイズで立案し、包括的なエネルギーソリューションとして価値を提供していくサービスです。
アズビルが得意とするビルディングオートメーション技術や、遠隔監視サービス、ESCO事業で培ったコンサルティングに関するノウハウなどを統合的に活用することで、建物の快適性を維持しつつ脱炭素社会の実現に向けた取組みに貢献し、来年度以降数十億円規模の売上を目指します。

azbilグループは、「人を中心としたオートメーション」のグループ理念の下、事業を通して持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献を実践することで、「環境・エネルギー事業領域」での取組みを強化してまいります。

*1 EMS(Energy Management System)とは、建物のエネルギー使用量を見える化することで建物全体のさらなるエネルギーの最適化を図ることができるシステムです。
*2 ESP(Energy service provider)とは、エネルギー関連設備の導入、運転管理・保守メンテナンスなどのサービスまで一括で提供するビジネスです。
*3 ESCO(Energy service company)とは、省エネルギーを民間の企業活動として行い、顧客にエネルギーサービスを包括的に提供するビジネスです。
https://www.azbil.com/jp/product/building/energy-management/esco/index.html
*4 AutoDR™は、アグリゲーションサーバーから中央監視システムにディマンドリスポンス制御の指令を出し、ディマンドリスポンスを自動で実施します。
https://www.azbil.com/jp/erab/merit/autodr/

※AutoDRはアズビル株式会社の商標です。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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