環境法規制への取組み
環境汚染予防
azbilグループでは、環境汚染予防の観点から、排ガス・排水の定期的な監視測定、除害装置の維持管理、化学物質の適正管理、緊急事態への訓練などを実施しています。
VOCの排出削減については、「電機・電子4団体として少なくとも平成22年度比で悪化しないよう努める」という取組のめざすべき方向性に賛同し、グループ全体の目標として推進しています。
※アズビル株式会社は電機・電子4団体の一つである一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)の会員です。
※電機・電子4団体におけるVOC排出削減自主目標について(P27)
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/sangyo_gijutsu/sangyo_kankyo/pdf/010_s01_00.pdf
環境法規制の順守状況
2021年度も、azbilグループにおいて、環境に関する重要な法規制などに対する違反、罰金、科料、訴訟などはありませんでした。
PRTR法への対応
環境影響の大きなジクロロメタンは順次削減を推進し、2009年度に全廃し、維持しています。他の化学物質についても削減を進めます。
PRTR法*対象物質で当グループで1トン以上使用しているものをご報告します。
* 特定化学物質の環境への排出量の把握及び管理の改善の促進に関する法律
PRTR:Pollutant Release and Transfer Register(環境汚染物質排出・移動登録)
<PRTR法 第一種指定化学物質>
(単位:トン/年)
事業所名 | 対象 化学 物質名 |
取扱量 2017年度 実績 |
取扱量 2018年度 実績 |
取扱量 2019年度 実績 |
取扱量 2020年度 実績 |
取扱量 2021年度 実績 |
大気への 排出量 |
水域・土壌 への 排出量 |
廃棄物 としての 移動量 |
自ら行う 廃棄物の 埋立処分量 |
リサイクル のための 移動量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
湘南工場 | トルエン | 2.600 | 3.800 | 5.300 | 3.300 | 3.290 | 2.300 | - | 0.990 | - | - |
キシレン類 | 1.840 | 1.980 | 1.980 | 1.570 | 1.560 | 1.100 | - | 0.460 | - | - | |
合計 | 4.440 | 5.780 | 7.280 | 4.870 | 4.850 | ||||||
原単位指数(%) | 100 | 130 | 164 | 110 | 109 |
※アズビル(株)藤沢テクノセンター、アズビル太信(株)は、該当なし(PRTR法対象物質の取扱量が、1トン未満のため)。
※原単位指数は、2017年度の原単位を100とした場合の指数です。
※この他、アズビル金門(株)と関連会社の工場での2021年度の取扱量は、23.6トンです。
- 環境取組みの全体像
- 本業を通じた地球環境への貢献
- 自らの事業活動における環境負荷低減