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地球温暖化への取組み

事業活動における地球温暖化対策への取組み

地球規模での温暖化問題は世界共通の重要課題です。お客様や社会のCO2削減に大きく貢献する企業であることを常に意識し、自らの省エネルギー・節電についても、グループ全体で連携しながら積極的に取組んでいます。

azbilグループ環境負荷改革担当役員の指揮のもと、各々の大規模事業所に担当役員を配置し、経営と一体となってCO2削減に取組んでいます。さらに、全社のエネルギー管理組織として、同担当役員を長とし、各事業所の責任者からなる「環境統括者会議」を年6回実施しています。そこではCO2削減目標と達成計画を作成し、その進捗状況の確認を行い、現場にフィードバックすることで積極的な取組みを促進しています。

主要拠点では自社のエネルギーマネジメントソリューション「ENEOPT™」などを導入し、電力使用量などを「見える化」することによって、生産環境ならびに執務環境のエネルギーの最適化を実現した効果的な省エネルギー・節電の取組みを図っています。そして、これらの取組みを通じて得られた知見を活かし、お客様や社会における省エネルギー・節電への貢献につながっています。

2030年温室効果ガスの排出削減目標の設定

azbil グループの事業活動に伴うGHG※1の排出量(スコープ1+2※2)を2050 年に実質ゼロにすることを目指す「2050年 温室効果ガス排出削減長期ビジョン」を策定し、カーボンニュートラルの実現を目指しています。この達成に向けた中間目標として、「2030 年 温室効果ガス(GHG)排出削減目標」を定め、サプライチェーン全体でのCO2 排出量削減に取り組んでいます。

近年の急速な社会全体での脱炭素化の動きを受け、2030年の事業活動に伴う温室効果ガス(GHG)排出量の削減目標を従来の30%削減(2013年基準)から55%削減(2017年基準)に改定しました。この目標が、産業革命前と比較して気温上昇を1.5℃未満に抑える水準と整合した「Science Based Targets(以下、SBT)※3イニシアチブ※4」による「1.5℃目標」として、SBTiに再認定されました。これにより、当社の2030年GHG排出削減目標が、パリ協定とも整合する国際社会の要請に十分対応する目標として認められたことを機に、カーボンニュートラルの実現に向けた取組みをさらに加速させていきます。目標達成に向けては、事業で各々培った省エネ技術を実証実験も含めて自社に適用強化するとともに、再生可能エネルギーの利活用も進めていきます。

【2030年 温室効果ガス(GHG)排出削減目標】
  • 事業活動に伴うGHG排出量(スコープ1+2) 55%削減(2017年基準)[2021年8月再認定]
  • サプライチェーン全体のGHG排出量(スコープ3※2)を20%削減(2017年基準)[2019年5月認定]

※1温室効果ガス(GHG):大気圏にあって、地表から放射された赤外線の一部を吸収することにより、温室効果をもたらす気体の総称
※2 スコープ1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
スコープ2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
スコープ3:事業者の活動に関連する他社の排出(スコープ1、スコープ2以外の間接排出)
※3SBT :産業革命前と比較して気温上昇を2℃より十分に下回る水準に抑え、また1.5℃未満に抑えることを目指す水準と整合した、科学的根拠に基づいて設定した温室効果ガスの排出削減目標
※4SBTイニシアチブ(SBTi):上記の温室ガス効果ガスの排出削減目標(SBT)を達成するために、2015年にCDP(気候変動対策に関する情報開示を推進する機関投資家の連合体)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)、UNGC((国連グローバル・コンパクト)が共同で設立した団体。

外部団体への参画

アズビル株式会社は、気候変動イニシアティブ(Japan Climate Initiative)※1に参加し、その宣言「脱炭素化をめざす世界の最前線に日本から参加する」に賛同しています。

CDP Climate Change※2 2020において、「B」評価を得ています。

※1 気候変動イニシアティブは、日本で気候変動対策に積極的に取り組む企業や自治体、NGOなどの情報発信や意見交換を強化するためのネットワークです。
(気候変動イニシアティブのウェブサイト:https://japanclimate.org/
※2 国際的な非営利団体CDPによる、企業の気候変動リスクに関する情報公開プログラム。対象企業の気候変動に関する取組み状況などを毎年調査し、集計結果を公表するほか、各企業の取組み状況を個別に評価する(Aを最高とする8段階評価)

2020年度の実績

自社の事業活動に伴うCO2排出量(スコープ1+2)

2020 年度のazbil グループの拠点における自らの事業活動に伴うCO2排出量(スコープ1+2)は1.7 万 トンで、2006 年度比51%減となりました。長年の知見を活かした継続的な活動の中で、グループ全体で「エネルギーの見える 化システム」を積極的に導入し、運用改善と設備改善の2 つの側面からの取組みを推進するとともに、再生可能エネルギーの 利活用なども進めます。

サプライチェーン全体のCO2排出量(スコープ3)

2020年度のサプライチェーン全体でのCO2排出量(スコープ3)は70.6万トンとなりました。「販売した製品の使用」及び「購入した製品・サービス」でのCO2排出量が全体の9 割以上を占めるため、特に省エネ設計、省資源設計などの環境配慮設計に注力しています。

温室効果ガス排出量検証報告書

温室効果ガス排出量検証報告書
PDFでご覧いただけます

azbilグループの拠点におけるCO2排出データ

(単位:トンCO2

2018年度 2019年度 2020年度
スコープ1 4,205 3,878 3,592
スコープ2 14,920 14,252 13,161
スコープ1 + 2 19,125 18,130 16,754

これまでの取組み

本業を通じた地球環境への貢献

自らの事業活動におけるCO2削減環境負荷低減に取り組むだけでなく、お客さまの環境負荷低減を支援する製品・サービス・ソリューションの提供を通じて社会に貢献しています。
詳しくは、「環境負荷低減への思いと本業を通じた実践」をご覧下さい。