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地球温暖化への取組み

事業活動における地球温暖化対策への取組み

地球規模での温暖化問題は世界共通の重要課題です。お客様や社会のCO2削減に大きく貢献する企業であることを常に意識し、自らの省エネルギー・節電についても、グループ全体で連携しながら積極的に取組んでいます。

azbilグループ環境負荷改革担当役員の指揮のもと、各々の大規模事業所に担当役員を配置し、経営と一体となってCO2削減に取組んでいます。さらに、全社のエネルギー管理組織として、同担当役員を長とし、各事業所の責任者からなる「環境統括者会議」を年6回実施しています。そこではCO2削減目標と達成計画を作成し、その進捗状況の確認を行い、現場にフィードバックすることで積極的な取組みを促進しています。

主要拠点では自社のエネルギーマネジメントソリューション「ENEOPT™」などを導入し、電力使用量などを「見える化」することによって、生産環境ならびに執務環境のエネルギーの最適化を実現した効果的な省エネルギー・節電の取組みを図っています。そして、これらの取組みを通じて得られた知見を活かし、お客様や社会における省エネルギー・節電への貢献につながっています。

アズビル株式会社は、気候変動イニシアティブ(Japan Climate Initiative)*に参加し、その宣言「脱炭素化をめざす世界の最前線に日本から参加する」に賛同しています。

CDP Climate Change 2019において、A-評価となりました。

新型コロナウイルス感染拡大に伴うワークスタイルの変化によるエネルギー消費への影響につては、自社(スコープ1+2)だけでなく、サプライチェーン全体(スコープ3)も含めて様々な影響を把握することで新たな施策に繋げていきます。

※気候変動イニシアティブは、日本で気候変動対策に積極的に取り組む企業や自治体、NGOなどの情報発信や意見交換を強化するためのネットワークです。
(気候変動イニシアティブのウェブサイト:https://japanclimate.org/

2030年温室効果ガスの排出削減目標の設定

「2050年 温室効果ガス排出削減長期ビジョン」に向け て、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出削減も視野に入れた2030年の排出削減目標(SBT認定)を策定し、具体的な取組みに着手しました。

【2030年 温室効果ガス(GHG)※1排出削減目標】
  • 事業活動に伴うGHG排出量(スコープ1+2)※2 30%削減(2013年基準)
  • サプライチェーン全体のGHG排出量(スコープ3)※2を20%削減(2017年基準)

上記の削減目標は、産業革命前と比較して気温上昇を2℃未満に抑えるため、科学的根拠に基づいて設定した温室効果ガスの排出削減目標である「Science Based Targets(SBT) 」として、SBTイニシアチブ(SBTi)※3により2019年5月に認定されました。自社事業活動とサプライチェーン全体を対象に、国連が推進するSDGsにも掲げられている世界共通の地球温暖化、気候変動への解決と持続可能な低炭素社会の実現に真摯に取り組んでいます。

自らの事業活動に伴う温室効果ガス(GHG)排出量(スコープ1+2)については、2050年に「排出量実質ゼロ」を目指す、「2050年 温室効果ガス排出削減長期ビジョン」を公開いたしました。


※1温室効果ガス(GHG):大気圏にあって、地表から放射された赤外線の一部を吸収することにより、温室効果をもたらす気体の総称
※2 スコープ1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
スコープ2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
スコープ3:事業者の活動に関連する他社の排出(スコープ1、スコープ2以外の間接排出)
※3 SBTイニシアチブ(SBTi):上記の温室ガス効果ガスの排出削減目標(SBT)を達成するために、2015年にCDP(気候変動対策に関する情報開示を推進する機関投資家の連合体)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)、UNGC (国連グローバル・コンパクト)が共同で設立した団体。

2019年度の実績

自社の事業活動に伴うCO2排出量(スコープ1+2)

2019年度(2020年3月期)のazbilグループの拠点における自社の事業活動に伴うCO2排出量(スコープ1+2)は1.8万トンで、2006年度比47%減となりました。長年の知見を活かした継続した取組みを進め、グループ全体で「エネルギーの見える化システム」を積極的に導入し、運用改善と設備改善の2つの側面から取り組んでいます。生産工程や開発工程の効率化、働き方改革による業務の効率化を通じたエネルギーのさらなる削減、再生能エネルギー発電設備の導入、再生可能エネルギー比率の高い電力の調達、グリーン電力証書活用などの検討も進めています。

サプライチェーン全体のCO2排出量(スコープ3)

2019年度のサプライチェーン全体でのCO2排出量(スコープ3)は、83.8万トンとなりました。「販売した製品の使用」及び「購入した製品・サービス」でのCO2排出量が全体の9割以上を占めるため、特に省エネ設計、省資源設計などの環境配慮設計に注力しています。

温室効果ガス排出量検証報告書

温室効果ガス排出量検証報告書
PDFでご覧いただけます

azbilグループの拠点におけるCO2排出データ

(単位:トンCO2

2017年度 2018年度 2019年度
スコープ1 4,735 4,205 3,878
スコープ2 14,875 14,920 14,252
スコープ1 & 2 19,610 19,125 18,130

2019年度の取組み

アズビルテルスターでのCO2排出量削減に向けた取組み

自らの事業活動に伴うCO2排出量削減の取組みの一環とし て、2020年1月より、スペインのすべての工場において、グリー ン電力の調達を開始しました。これにより、大幅なCO2排出量 削減が見込まれます。スペインでは日照時間が長い地域性な ども追い風になり、グリーン電力が比較的普及していることも調達を後押ししています。電力使用量削減に向けて、照明の LED化を積極的に進めています。また、社有車をハイブリッド カー又は電気自動車に代替することで、燃料使用量を削減します。さらに、地球温暖化への影響が少ない冷媒により稼働する空調機の採用を予定しています。これらにより、azbilグルー プ全体のCO2排出量削減の枠組みの中で、2020年から2023 年でのCO2排出削減目標を掲げて取り組んでいます。

製品を通じた取組みとしては、機器の高効率化によるエネルギー消費削減、リサイクル素材の比率向上、可能な限りで環境に配慮した冷媒の採用など、お客様や社会におけるCO2排出量削減に寄与する製品の開発を研究開発部門が中心となり進めています。

企業活動における環境影響を意識し、従業員一丸となって環境への取組みを推進するとともに、環境に配慮した製品をお客様や社会に提供していきます。


これまでの取組み

本業を通じた地球環境への貢献

自らの事業活動におけるCO2削減環境負荷低減に取り組むだけでなく、お客さまの環境負荷低減を支援する製品・サービス・ソリューションの提供を通じて社会に貢献しています。
詳しくは、「環境負荷低減への思いと本業を通じた実践」をご覧下さい。