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アズビルが解き明かす「エネルギー管理」 第1回

【ENEFORT™】
アズビルが解き明かす「エネルギー管理」 第1回

今、なぜエネルギー管理なのか。

エネルギー管理は、エネルギーの使用を最適化にし、効率的なエネルギー利用を促進することで、エネルギーコストの抑制を図るために行われる活動であり、地球環境にも貢献することができます。

近年、ESG(環境: Environment、社会 Social、ガバナンス Governance)投資が注目され、企業の環境配慮行動に対して評価を行う機運が高まっています。企業価値を高めるためにエネルギー管理に取組みませんか? 建物の省エネルギーに先駆的に取組んできたアズビルがノウハウをお客様にお知らせします。

第1回目は、「エネルギー管理の必要性」を紹介します。

※ENEFORT(energy&comfort)は、お客様にエネルギーと安心・快適につながる情報をお届けするWebページです。
※ENEFORTはアズビル株式会社の商標です。

エネルギー管理の必要性。エネルギー管理のメリットは無限

エネルギー管理への取組みをおすすめする理由。それは、
第一にエネルギーコストの削減につながるということです。効率的なエネルギー利用は、省エネルギーにつながり、電気や燃料の使用量を削減することができ、エネルギーにかかる費用を削減し、経済的な利益を生み出すことができます。

第二に環境に配慮できるということです。地球環境の観点では、エネルギーの生産や利用は、環境へ様々な影響をもたらします。例えば化石燃料の燃焼による二酸化炭素の排出は、気候変動の原因となります。
適切なエネルギー管理によって、環境への負荷を軽減し、持続可能なエネルギーへの移行を促進させることができます。
地球上のエネルギー資源は限られています。エネルギー管理を行うことで、効率的にエネルギーを利用し、資源の有効活用を図ることができます。
未来の子供たちにより良い地球環境を引き継ぐために、持続可能なエネルギーの利用や再生可能エネルギーへの移行を図るー。エネルギー管理は、持続可能な開発目標を達成するための重要な手段となるのです。
そしてそうした企業の取組みは投資家からの評価を高めるため、企業のイメージアップにつながり、テナント入居率の向上や、人材募集の面でもメリットをもたらすでしょう。

エネルギー管理。おすすめは今すぐ取組むこと

エネルギー管理への積極的な取組みが、企業・建物に価値をもたらし、地球環境等にもより良い影響があることはお分かりいただけたと思います。ではいつ取り組むか、今すぐ取組むことをおすすめします。
それはエネルギー管理を後回しにするとお客様の建物にいくつかのリスクが発生する可能性があるからです。
 
まず第一に運営コストが上昇することです。
エネルギー管理が行われない場合、効率的なエネルギー使用ができず、エネルギーの浪費が生じる可能性があります。これにより、エネルギーコストが上昇することが予想されます。
さらに、機器や設備の過剰な負荷や不適切な使用が発生することで、機器の故障や損傷のリスクが高まり、メンテナンスや修理のコストが増加することもあります。

第二に法的および規制上のリスクがあります。
エネルギー管理に関する法規制や規則の遵守を怠ると、法的な問題や罰則のリスクが発生しますし、企業にとってのダメージは大きくなるでしょう。
持続可能性やエネルギー効率に関する規制は厳しくなる傾向にあるので、エネルギー管理を怠らず、今以上に取組みを強化することをおすすめします。

第三にテナントのクレームにつながるケースがあります。
適切なエネルギー管理が行われないと、機器や設備の過剰な負荷や不適切な使用が発生することがあります。
そうなると、設備のエネルギー効率の低下や機器の不具合にもつながり、建物内の温度や湿度の調整に影響し、快適性が損なわれ、建物利用者の満足度の低下につながるかもしれません。

エネルギーの無駄な使用は、お客様の建物に様々なリスクをもたらし、環境への負荷を増大させます。重要な経営課題とならないよう、そしてより良い地球環境を未来に引き継ぐエネルギー管理の活動をスタートしませんか。


省エネルギーに先駆的に取組んできたアズビルが、ノウハウをお客様にお知らせいたします。
次回以降は「エネルギー管理で行うべきこと」について紹介する予定です。


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◆【ENEFORT™】アズビルが解き明かす「エネルギー管理」シリーズ◆
第1回 エネルギー管理の必要性
第2回 エネルギー管理で行うべきこと。エネルギー管理標準を定める
第3回 エネルギー管理は組織で取組む
第4回 エネルギーの消費状況を把握する
第5回 エネルギー消費の管理目標を設定する
第6回 省エネ法に基づいて報告する
第7回 省エネに向けて現状のムダな運用を見つける
第8回 省エネ対策を計画し実施する
第9回 省エネ効果を確認する。さらなる改善事項を整理する

おすすめリンク集

経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト