環境目的/目標と実績
グループ理念のもと、地球環境保全への取組みを経営の最重要課題の一つと捉え、持続可能な社会の実現に向けて継続的に環境保全活動を展開しています。
  グループ各社の環境目標管理は、各社の環境マネジメントシステムに基づき運用管理されます。グループ全体の環境マネジメント及び環境管理を総括する会議体であるazbilグループ環境委員会にて、グループ全体における環境課題・環境管理計画のレビューと合わせて、グループ各社の進捗管理も行っています。
《azbilグループ 環境目的/目標と実績》
| 環境目的 | 2024年度目標 | 2024年度実績 | 自己 評価 | 備考 | 
|---|---|---|---|---|
| 1. 脱炭素化への取組み | ||||
| 事業活動に伴うGHG排出量(スコープ1+2) | 33%削減 (2017年度比) | 56%削減 (2017年度比) | ○ | 2030年目標 2017年度比55%削減 | 
| サプライチェーン全体のGHG排出量(スコープ3) | 18%削減 (2017年度比) | 25%削減 (2017年度比) | ○ | 2030年目標 2017年度比33%削減 | 
| 本業によるCO2削減貢献量の増大 | - | 272万トンCO2/年(注2) | × | 2030年目標 340万トンCO2/年 | 
| 2. 商品を通じたサプライチェーン環境負荷削減 | ||||
| 環境配慮設計の推進 (製品ライフサイクルCO2削減、製品3R(注3)取組推進) | - | ・すべての新製品でazbilグループ独自のサステナブルな設計を実施 ・約1割の新製品で、100%リサイクル可能な設計を達成。 | ○ | 2030年目標 ・全ての新製品をazbilグループ独自のサステナブルな設計(注4)とする ・全ての新製品を100%リサイクル可能(注5)な設計とする | 
| 3. 資源循環の取組み強化 | ||||
| 水使用量の削減(注6) | 48.2千m3以下 (2023年度実績以下) | 49.8千m3 (前年実績比3.3%増) | × | - | 
| 廃棄物削減(注6) | 682t以下 (2023年度実績以下) | 634t (前年実績比7.1%減) | ○ | - | 
| 最終処分率低減(注7) | 1%以下 | 1.34% | × | - | 
| 4. 環境法規制順守、生物多様性 | ||||
| 大気・水質・土壌汚染、PCB対応など | 重大環境不適合(注8)0件 | 重大環境不適合0件 | ○ | - | 
| 化学物質規制対応(PRTR法、EU規制など) | - | 適切に対応 | ○ | - | 
| 自然環境保全活動の推進 | 活動継続 | 現地活動5回・オンライン1回を実施 | ○ | - | 
注1:対象は、アズビル㈱、国内連結子会社、海外主要生産拠点
  注2:2018年度に推計手法に関する第三者レビューを実施しています
  注3:資源の有効利用を促進するためのReduce、Reuse、Recycleの取組み
  注4:地球規模の環境課題(脱炭素化、資源循環、生物多様性保全)解決に貢献する製品の創出・提供を目指した設計
  以下の項目に基づき総合的に評価しています
   ・ 製品ライフサイクルCO2
   ・ 資源消費削減および資源循環に関わる指標
   ・ 脱炭素化、資源循環、生物多様性保全(環境汚染防止)、および情報開示に関わる評価
  注5:azbilグループ独自の「資源循環達成度」で、100%となる設計のこと。なお、経済的および技術的に実行可能な、最も効果的な技術の範囲において、リサイクルを阻害する要因を取り除くことで、お客様が製品を廃棄する際に、適切に分解・分別が可能となることを目指しています。
  注6:アズビル(株)の目標設定です
  グループ会社については各社の環境マネージメントシステムのもと、独自の目標設定をしています
  注7:国内生産拠点
  注8:重大環境不適合とは、環境に関して行政命令を受ける法令違反、罰金、科料、訴訟のいずれかが発生した不適合
