組織活動を効率化する

組織の活動をアウトソーシングしてみる。

いざ体制を整えて組織活動を行おうと思っても、どこから手を付けて良いかわからない場合があります。
アズビルでは、エネルギー管理に関する専門知識をもったアドバイザーが、技術者のサポート役としてお手伝いします。
組織体制の構築の仕方や会議運営のポイント、評価方法、最新の法規制情報など、お困りごとに応じて必要な情報を提供し、組織活動が効果的に行えるようコンサルティングを行います。技術者は、専門家の知見を利用することで、統括責任者や部門代表者の理解も得やすくなると期待できます。

コンサルティングのイメージ

定期的な評価を、クラウドで。

組織活動の評価のための資料を作成するには、建物の設備管理者からエネルギーデータをもらい、電気・ガス等種類別に集計します。消費量、消費比率、CO2排出量、排出比率、目標達成状況、デマンド超過状況などの前年度からの推移を確認するために、これらをグラフ化し、どのように変化したかを考察してまとめる作業が必要です。グラフは一度作っておけば数値のさしかえだけですみますが、考察をまとめる作業まで含めると手間もかかり、通常の他の業務と並行して行うのは大変ではないでしょうか。
アズビルのビル向けクラウドサービスEMでは、監視盤の収集データや、収集データを自動集計したアズビルの定型レポートを毎月自動出力できます。

定型レポートが自動出力
定型月次レポートには、エネルギー使用状況の前年比、前年同月比について、デマンドレポートにはディレーションカーブが出力されます。報告で必要なグラフが毎月自動出力されます。
増減コメントもレポート内に自動で記載
集計結果のグラフとともに、増減についてのコメントが自動で記載されます。推進会議の都度、増減のポイントを探してコメントを考える必要がなく、そのまま会議資料として活用できます。
温度設定分布など、ニーズに応じたレポートを豊富に用意
消費者側の温度設定一覧や設定分布をレポートとして出力できるので、各部門会議の資料やテナント連絡会議に活用できます。

ビル向けクラウドEM エネルギーレポート

ビル向けクラウドEM エネルギーレポート

報告書出力機能では、アズビルが提供する定型のレポートと、任意のExcel形式で作成した独自のレポートが出力できます。定型レポートには前年同月比や前年とのエネルギー比率の推移、増減割合、CO2換算値やデマンド評価、グラフの見方などが出力されます。

部門内活動を、クラウドで。

建物の全体的な消費量の評価だけで、一般消費者が自分の活動の効果を体感するのは難しいものがあります。一般消費者一人ひとりが活動の必要性を感じるためには、部門単位まで絞り込んだ消費量や目標、達成度を見える化する必要があります。
アズビルのビル向けクラウドサービスEMを活用することで、部門単位での活動を効果的に行えます。
組織別エネルギー管理機能では、消費者が使用しているエネルギー、CO2排出量をクラウド経由でどこからでも見ることができます。組織部門単位で見える化して評価ができるので、部門内の定例会議や掲示などに活用することで一般消費者への意識づけを効果的に行えます。

ダッシュボードで自部署の消費量、目標達成度を確認
消費部門単位のダッシュボード画面では、自部門のCO2排出量や目標達成度がリアルタイムでわかります。
自部門の毎日の電気や冷水使用量をウェブ画面で確認でき、月・年度の目標に対してどのような達成状況かを随時把握できます。

ビル向けクラウドEM 組織別ダッシュボード画面

ビル向けクラウドEM 組織別ダッシュボード画面
ベンチマークで参画を促す
ベンチマーク機能では、建物内の消費エネルギー原単位(延べ床面積当たりのエネルギー消費量)を部門別のランキング形式で比較できます。隣の部門との差が明確になり、競争心や積極的な参画を促す効果があります。
建物内で自部門がどの位置づけなのか客観的に評価できます。自部門以外の部門名は表示されないので、テナントビルでも活用できます。

ビル向けクラウドEM 組織別評価画面

ビル向けクラウドEM 組織別評価画面

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◆【ENEFORT™】アズビルが解き明かす「エネルギー管理」シリーズ◆
第1回 エネルギー管理の必要性
第2回 エネルギー管理で行うべきこと。エネルギー管理標準を定める
第3回 エネルギー管理は組織で取組む
第4回 エネルギーの消費状況を把握する
第5回 エネルギー消費の管理目標を設定する
第6回 省エネ法に基づいて報告する
第7回 省エネに向けて現状のムダな運用を見つける
第8回 省エネ対策を計画し実施する
第9回 省エネ効果を確認する。さらなる改善事項を整理する

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関連リンク
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