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速度分布による誤差を抑制した都市ガス・LPガス用超音波ガスメーターの開発

2014年4月に経済産業省が公表したエネルギー基本計画のガスシステム改革により、市場が変革していくことが予想される。そこで、パルス出力を標準搭載し、HEMS(Home Energy Management System)にも対応した超音波ガスメーターを開発した。超音波ガスメーターは、超音波が伝搬する領域内において、速度分布に偏りがある場合は誤差が発生し性能に影響を与える。この課題に対し、超音波ガスメーターにおける計測部の流路を複数の層に分けることで良好な性能を確認できたので報告する。

この記事は、技術報告書「azbil Technical Review」の2016年04月に掲載されたものです。