多目的最適化

高付加価値を提供するsavic-net™ G5システムの熱源アドバンストコントローラ

建物の重要設備である熱源機器の制御用として、当社では30年以上にわたり熱源コントローラPARAMATRIX™を販売し、様々な熱源機器の制御のノウハウを蓄積してきた。東日本大震災以降、熱源設備の構成やその運用方法が変化してきており、さらに働き方改革の観点から省施工・省エンジニアリングが必要となっている。また、世界的にもエネルギーの有効活用は重要な課題であり、従来以上に建物における熱源コントローラの重要性が増している。これらの新たなニーズに応えるために、新ビルディングオートメーションシステムsavic-net™ G5のラインナップとして、国内だけでなくグローバル市場も見据えた熱源アドバンストコントローラを開発したのでここに報告する。

アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 久保田 秀雄
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 関根 秀太

azbil Technical Review 2019年 特集:「人を中心とした」の発想に基づく快適性の追求

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高度なエネルギー管理と快適な空間を提供するsavic-net™ G5システムの統合コントローラ

地球温暖化防止やエネルギー安定供給の観点で、建物のエネルギー利用では持続的かつ高度なエネルギー管理が求められる。さらに業務用ビルでは、知的生産性に配慮した快適空間の提供が必要である。これらの要求は状況によっては相反することがあり、各種設備機器の個別制御だけでは両立させることができない。両立させるためには、ビル全体の状態を総合的に判断し、複数の機器を最適に制御する統合制御が必要である。その統合制御のアプリケーションを提供していくための様々な先進機能を基盤に備えたsavic-net™ G5の統合コントローラを開発した。

アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 深浦 敦

azbil Technical Review 2019年 特集:「人を中心とした」の発想に基づく快適性の追求

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熱源システム運転の効率化に貢献するクラウドサービスの開発

建物・工場の管理業務を支援する、「クラウドサービス」のメニューの1つとして、熱源最適運用支援を開発し、サービス提供を開始した。本機能は、熱源システムを運転管理する設備オペレータの日常業務を支援することを目的としている。本稿では、需要予測機能、熱源最適運用支援機能、台数制御コントローラ連携機能、コメント機能などを紹介する。また、本サービスにおける最適化演算の処理内容、および利用している技術について概要を説明する。

アズビル株式会社 ITソリューション本部 小柳 隆
アズビル株式会社 ITソリューション本部 古賀 圭
アズビル株式会社 ITソリューション本部 鹿島 亨
アズビル株式会社 ITソリューション本部 鈴山 晃弘
アズビル株式会社 ITソリューション本部 村田 裕志
アズビル株式会社 ITソリューション本部 太田 延樹

azbil Technical Review 2018年 特集:「人を中心とした」の発想に基づく機械・システムとの協調

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