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アズビル・アカデミーによる人材育成

事業環境の変化に柔軟に対応するため、人材育成の専門機関であるアズビル・アカデミーが中心となり、「仕事の創造」と「働きの創造」で業務改革を推し進める人材をグローバルに育成しています。

持続可能な社会へ「直列」に繋がる事業への人材育成

「学習する企業体」として、持続可能な社会へ「直列」につながる事業活動を通して課題解決に貢献するとともに、自らの持続的成長を可能とできる人材を育成します。そのために、グループ各社で、個別に実施されていた教育をスピード感を持って進めるとともに、共通能力開発においては、グループ共通で展開することで、アズビルの体質強化に繋げていきます。

グローバル人材の育成

国内外のグループ会社と一体となり、グローバルリーダー育成を推進しています。職位レベルに応じて、(1)各国の言語によるマネージャーやリーダー育成研修、(2)英語によるグローバル研修(各国の幹部候補生の育成)、(3)ビジネススクール(各国のCEO/CFOクラスを派遣)等のプログラムを実施しています。

2019年度(2020年3月期)はフィリピン、マレーシア各海外現地法人合同でのマネージャー研修を企画し2020年度に実施予定です。

また、日本人、外国籍社員合同で英語で実施してきたグローバル研修を若手社員の更なる強化のために、インハウスインストラクター(社内講師)による、各海外現地法人社員や日本人社員への実施を企画し、1回目は、タイの社員へのグローバル研修をスタートさせました。

▶アズビルでのインターンシップ受入れ

アズビルでは、1996年より100名以上の海外からのインターンシップ学生の受入れ実績があります。

昨年度アズビルでインターンを受講した学生が入社する予定です。

このようにインターンを通じて、学生の採用や、海外の大学との連携を拡大していき、アズビルと大学とのグローバルなネットワークをより強固にしていきます。

▶海外現地法人でのインターンシップ受入れ

2016年度(2017年3月期)から日本人の学生を海外の大学を通じて、アズビルの海外現地法人でインターンシップ実習を行っています。2019年度は、タイ、ベトナムに加え、新たにフィリピンの現地法人で、北海道大学の学生を受け入れました。

▶若手の海外体験研修

2018年度より、将来のグローバルリーダーを育成するために、入社10年未満の若手で海外留学や海外業務を経験したことのない社員を3~6ヵ月海外で実務経験をさせ、異文化での仕事を通じて、現在の自分の仕事の振り返りと、将来のキャリアを考え、次のステップに進めるための研修を開始しました。

2019年度は、ベトナムと欧州へそれぞれ1名ずつ派遣しました。受講生は、日本とは、異なる地域での異なる業務の経験を通じて、グローバルビジネスを体験しました。

ソリューション人材の育成

「顧客・社会の長期パートナー」となるソリューション人材の育成に向け、技術・製品教育及びビジネススキル教育の早期化及び強化を進めています。また、トップクラス技術者の育成並びに後進育成を目的とした「技術プロフェッショナル認定制度」を設け、合わせて、「マイスター認定」を有する技術者が、安全や品質に関わる監査を行っています。

2019年度は、第一回目に行った、ビルディングオートメーション(BA)事業のトップ技術者4名の更新試験を実施し、全員更新されました。また、サービス事業のリモート(遠隔)メンテナンスのトップ技術者の試験を開始しました。

▶ソフトウエアエンジニア教育

2016年度より、技術革新(IoT、AI、ビッグデータ等)を組み込んだ製品開発、ITインフラを活用したエネルギーマネジメントや遠隔監視サービスの拡大、エンジニアリング・設計等の業務効率化に向けたIT 化促進等に対応できる社員を育成すべく、ソフトウエアエンジニア教育を実施しています。受講対象者に新入社員やグループ会社社員も加え、4年間で延べ600名が受講しました。

アズビル人材育成の新たな取組み

▶インハウスインストラクター(社内講師)の育成

アズビルの教育の一環として、社内のノウハウや社内ならではの情報を利用したアズビル独自の教育を実施すべく、従来から、社内研修全体の80%以上をインハウスインストラクターで実施しておりますが、製品や技術教育が中心でした。この度、全社員共通の階層別教育やソリューション教育についても、アズビル独自の教育の推進と講師自身のスキルアップを図るために、インハウスインストラクターの育成をスタートしました。

2019年度は、グローバル研修を英語で実施できるコーチと、ソフトウエアエンジニア育成のIT 基礎、初級コースの講師やクラスマネージャーを育成しました。

社内のニーズに柔軟に対応しながら、アズビルらしさを追求した、人材育成を行っていきます。

※ クラスマネージャー:受講者の進捗を確認し、グループワークのグループ分けを行ったり、受講生の相談にのるなど行う。

▶次世代人材

2019年度は、10年後のアズビルを考えるプロジェクトを実施しました。

社内外のネットワークを活用して、現状を客観的に分析し、これからのアズビルについて自発的に考え、10年後のアズビルの姿を描き、事業変革についての提言を行うというユニークな取組みで、3チームに分かれ、各チームにコーチとして経営層のメンバーがつき、半年間かけてディスカッションを行い、社長への提言として発表を行いました。

今後もアズビルの将来を見据えた、人材の育成企画を継続し、事業の継続を意識した人材育成を行っていきます。

▶ウイルス共生時代の研修への取組み

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、在宅勤務によるリモートでの働き方の改革が進められる中、アズビルでも、研修をリモートで行う取組みを推進しています。

従来の集合型の研修を中心としたやり方から、時間や場所にとらわれずに研修を受講できる形へと変革を進めています。

一例として、2020年度新人研修は、ネットワーク環境を整え、安全教育や実機を用いた研修以外をすべてWebでの研修としました。

従来より実施していた、eラーニングや通信教育、オンライン型の自己学習ツールのコンテンツをグローバルな視点で充実を図り、社員が時間や場所にとらわれず、より学びやすい研修環境を整えていくことで、社員のさらなる成長を支えていきます。


<グローバル教育体系>



<2019年度教育内容>

■階層別または専門教育■

階層別または専門教育を実施している研修を対象としています。
各職種教育専門委員会における研修およびeラーニング等の自己研鑽は含んでいません。

(1)研修総時間:約 117,000時間

(2)社員一人当たり研修時間:22.7時間 (総研修時間/社員数)

(3)研修別内訳 

※参加者一人当たりの日数および時間

集合研修名 日数 時間
上級教育 エグゼクティブ研修 8 60
管理職研修 6 45
マネージャー研修 2 14
基盤教育 階層別研修 2 14
新入社員研修 100 700
ソリューション教育 グローバル研修 18 130
キャリアライフプラン 1 6
新事業提案 10 40
SWエンジニア育成 3~26 118.5

■コンプライアンスに関する教育■

(1)研修総時間:約 19,000時間

(2)研修別内訳 

※参加者一人当たりの時間

集合研修名 時間
CSR教育 2
CSRリーダー教育 2
情報セキュリティー教育 新人教育 1.5
全社員 0.5


■ アズビル・アカデミー年間受講者数 約87,500名(延べ人数)

※ 講座にはCSR等の共通教育、個人選択の通信教育やEラーニングを含む。
※ 受講者数にはグループ会社ほか協力会社や販売店等の社員を含む。

■公的資格(重点資格)の有資格者数 約2,600名(延べ人数)

※ 公的資格のうち、事業運営面で重要度の高い資格の取得実績。