スマートシティ対応

高度なエネルギー管理と快適な空間を提供するsavic-net™ G5システムの統合コントローラ

地球温暖化防止やエネルギー安定供給の観点で、建物のエネルギー利用では持続的かつ高度なエネルギー管理が求められる。さらに業務用ビルでは、知的生産性に配慮した快適空間の提供が必要である。これらの要求は状況によっては相反することがあり、各種設備機器の個別制御だけでは両立させることができない。両立させるためには、ビル全体の状態を総合的に判断し、複数の機器を最適に制御する統合制御が必要である。その統合制御のアプリケーションを提供していくための様々な先進機能を基盤に備えたsavic-net™ G5の統合コントローラを開発した。

アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 深浦 敦

azbil Technical Review 2019年 特集:「人を中心とした」の発想に基づく快適性の追求

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居住者の温冷感情報を活用する新しい快適性評価技術の開発─個別単位の環境満足度を評価する

国際標準の快適性評価指標は大人数を前提とした平均的指標であり、個々人の温冷感の違いは反映されにくい。よって、空調環境におけるさらなる居住者満足度の向上を目指すには、居住者の実際の感じ方を反映した環境評価が必要となる。本技術は、空調システムに蓄積された居住者の温冷感申告データと室内環境データを活用し、それらの関係性を環境満足度モデルとして構築することにより、居住者の感じ方に基づく環境評価を実現する。実オフィスにおけるモデル生成試行を行った結果を報告するとともに、モデルの活用例について述べる。

アズビル株式会社 技術開発本部 三浦 眞由美
アズビル株式会社 技術開発本部 上田 悠
アズビル株式会社 AIソリューション推進部 宇野 侑希
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 太宰 龍太

azbil Technical Review 2019年 特集:「人を中心とした」の発想に基づく快適性の追求

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ディマンドリスポンスシステムの開発とバーチャルパワープラント構築実証事業への適用

東日本大震災後の電力需給逼迫などをきっかけに、ディマンドリスポンスという、電力の供給に合わせて需要を調整する手法が注目されはじめた。経済産業省もディマンドリスポンス関連の実証事業を開始し、それに応えてアズビルもディマンドリスポンスのためのシステムを開発した。本稿ではアズビルのディマンドリスポンスシステムである、AutoDR™システムと、2016年度から実施されている「バーチャルパワープラント構築実証事業」へのアズビルの取組みを紹介する。

アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 中村 瑞
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 水谷 佳奈

azbil Technical Review 2018年 特集:「人を中心とした」の発想に基づく機械・システムとの協調

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ビル管理業務の効率化に貢献するビル向けクラウドサービスの開発
─全体像とエネルギー管理機能

ビルの管理業務を支援するシステムとして、「ビル向けクラウドサービス」を開発し、サービスを開始した。ビル管理業務の基本となるエネルギー管理機能や設備保全管理機能、テナントサービス機能だけでなく、将来的には、熱源運転計画支援機能やデマンドレスポンス機能、遠隔制御機能などの複数のメニューを用意し、顧客の様々なニーズに応えられるサービスを構築していく予定である。本稿では、本サービスの全体概要および、本サービスの第1弾として開発したエネルギー管理機能について紹介する。

アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 高橋 哲也
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 小間 香保里
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 澁谷 厚
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 馬淵 敏暢
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 田中 巧
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 山岡 稔

azbil Technical Review 2016年 特集:生産現場・執務空間ソリューションを加速する情報化技術

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