ビルシステムIoT化

savic-net™G5コンパクトモデル
ユーザビリティを強化した監視機能を提供する2万m²規模以下建物向け中央監視システム

アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー開発本部開発4部 田中 義人
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー開発本部開発1部 坂本 俊隆

azbil Technical Review 2024年 

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組込機器にて最新情報技術を活用可能とするプラットフォームの実現

ビル空調システムでは近年,さらなる快適性と省エネルギーを実現するために,人工知能等の最新情報技術の活用が求められている。ビル空調システムを構成する組込機器に制御アプリケーションを追加する場合,制御専用言語で制御アプリケーションを製作する必要があったため,最新情報技術の活用が困難であった。そこで,汎用プログラミング言語やライブラリで製作した制御アプリケーションを,組込機器に追加可能とするプラットフォームを実現した。これによりPCをシステムに追加しなくても,既にある組込機器で最新情報技術が活用可能となる。

アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー開発本部開発1部 小森谷 良明
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニーBAエンジニアリング部 中林 想太
アズビル株式会社 AIソリューション推進部 山田 功

azbil Technical Review 2022年 

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ニューノーマルな働き方や業務の変革を支援する 現場でつくる作業記録サービス

アズビルのクラウドによるソフトウェアアプリケーションサービスとして2020年7月に現場でつくる作業記録サービス(以下、本サービス)をリリースした。これは紙に手書きしていた記録業務をデジタルに置き換えるサービスである。様々な現場では人とモノが一緒に働いており、現場で起きていることを正しく把握するには「人とモノ」両方の情報が必要である。しかし、IoT化が進むモノと比べて、人の情報のデジタル化は遅れており、その情報を活用することが困難であった。本サービスはITスキルを問わず、作業を容易に編集・管理し、継続的な業務改善を支援するものであり、人の作業データを簡単にデジタル化し、他のコンピュータシステムデータやIoT機器データなどと組み合わせて扱えるようにするものである。本サービスはクラウドサービスとして迅速かつ継続的に新しい価値をお客さまに提供することを目指しており、本稿では、その開発コンセプトと技術要素、特長と機能および適用業務、そしてコロナ禍以降の新しい働き方への適用の可能性について報告する。

アズビル株式会社 ITソリューション推進部 鈴木 丈樹
アズビル株式会社 IT開発本部 岸 勝
アズビル株式会社 IT開発本部 奥山 剛
アズビル株式会社 IT開発本部 尾形 知美

azbil Technical Review 2021年 特集:新しい働き方を支援する「人を中心としたオートメーション」

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ネットワーク構成把握技術の開発

システム機器のマルチベンダー化に伴い大規模化・複雑化が進むネットワークシステムに対して、ネットワーク構成を自動把握する技術を開発し、可視化するシステム監視アプリケーションを試作した。本技術はSNMP対応スイッチングハブ(以下、スイッチ)内の情報を解析することにより、ローカルネットワーク内の機器を階層構造で把握することを実現する。本技術により、ネットワークシステムの構築時や運用時においてネットワーク構成把握の確認作業コストを大幅に削減する。

アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 太田 貴彦
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 神宮 武志

azbil Technical Review 2021年 特集:新しい働き方を支援する「人を中心としたオートメーション」

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熱量演算器 WJ-1203
savic-net™ G5 システムに接続可能な積算熱量計

アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー開発本部開発4部 藤田 雄三

azbil Technical Review 2020年 特集:社会課題の解決に貢献するazbilグループの多様性

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熱源システム運転の効率化に貢献するクラウドサービスの開発

建物・工場の管理業務を支援する、「クラウドサービス」のメニューの1つとして、熱源最適運用支援を開発し、サービス提供を開始した。本機能は、熱源システムを運転管理する設備オペレータの日常業務を支援することを目的としている。本稿では、需要予測機能、熱源最適運用支援機能、台数制御コントローラ連携機能、コメント機能などを紹介する。また、本サービスにおける最適化演算の処理内容、および利用している技術について概要を説明する。

アズビル株式会社 ITソリューション本部 小柳 隆
アズビル株式会社 ITソリューション本部 古賀 圭
アズビル株式会社 ITソリューション本部 鹿島 亨
アズビル株式会社 ITソリューション本部 鈴山 晃弘
アズビル株式会社 ITソリューション本部 村田 裕志
アズビル株式会社 ITソリューション本部 太田 延樹

azbil Technical Review 2018年 特集:「人を中心とした」の発想に基づく機械・システムとの協調

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IoT時代におけるスマートトイレとビルディングオートメーションシステムの統合システム開発

ビルの衛生設備機器の1つであるトイレは、機器内部の各種センサ情報を使用し、高度な節電・節水機能を実現している。一方で、近年のIoT(Internet of Things)の進展を背景に(1)、トイレにおいても外部ネットワークとの連携による新しい付加価値が期待されている。そこで今回、TOTO株式会社のスマートトイレ機器とBA(Building Automation)システムの統合システム開発に取組み、その実証試験として実物件にて各種トイレ用衛生設備機器とBAシステムをBACnetで接続した(2)。実証期間におけるトイレ使用状況のデータはアズビルクラウドセンターのサーバに長期間蓄積しており、データを集計・分析することで、設備保全・設備設計に価値のある情報を得ることができた。

アズビル株式会社 ITソリューション本部 鈴山 晃弘
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 福田 一成

azbil Technical Review 2017年 特集:新たな情報技術潮流における「人を中心としたオートメーション」

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ビル管理業務の効率化に貢献するビル向けクラウドサービスの開発
設備オペレータにベストプラクティスを提供する設備保全管理機能

ビルの管理業務を支援する、「ビル向けクラウドサービス」のメニューの1つとして、設備保全管理機能を開発し、サービス提供を開始した。本機能は、ビルの各種設備を管理する設備オペレータの日常業務を支援することを目的とし、“Share Best Practices”という開発コンセプトの実現に向けて機能を設計した。本稿では、日々蓄積される多種多様で膨大な履歴を活用して日常業務を支援する機能や、計画立案を支援する機能を中心に紹介する。

アズビル株式会社 ITソリューション本部 高橋 哲也
アズビル株式会社 ITソリューション本部 関根 摩耶
アズビル株式会社 ITソリューション本部 潮田 尚史
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 森 達也
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 森山 真一郎
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 伊藤 伸樹

azbil Technical Review 2017年 特集:新たな情報技術潮流における「人を中心としたオートメーション」

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ビル管理業務の効率化に貢献するビル向けクラウドサービスの開発
─居住者に快適を提供するテナントサービス機能

以前より提供してきたテナント向けアプリケーション製品「テナントサービスサーバ」を今後、ビル向けクラウドサービスTSとして提供する。クラウド化により、機能の柔軟性や拡張性の向上、および、保守性や情報セキュリティ強度を高めることが出来る。テナント向けサービスの機能および新機能として開発中の居住者からの温冷感申告に対応する空調システムを紹介する。

アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 山地 和博
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 大曲 康仁
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 鈴山 晃弘
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 大野 巧真
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 太宰 龍太
アズビル株式会社 技術開発本部 三浦 眞由美

azbil Technical Review 2016年 特集:生産現場・執務空間ソリューションを加速する情報化技術

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ビル管理業務の効率化に貢献するビル向けクラウドサービスの開発
─全体像とエネルギー管理機能

ビルの管理業務を支援するシステムとして、「ビル向けクラウドサービス」を開発し、サービスを開始した。ビル管理業務の基本となるエネルギー管理機能や設備保全管理機能、テナントサービス機能だけでなく、将来的には、熱源運転計画支援機能やデマンドレスポンス機能、遠隔制御機能などの複数のメニューを用意し、顧客の様々なニーズに応えられるサービスを構築していく予定である。本稿では、本サービスの全体概要および、本サービスの第1弾として開発したエネルギー管理機能について紹介する。

アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 高橋 哲也
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 小間 香保里
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 澁谷 厚
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 馬淵 敏暢
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 田中 巧
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 山岡 稔

azbil Technical Review 2016年 特集:生産現場・執務空間ソリューションを加速する情報化技術

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優れたユーザー体験を提供する新しいビルディングオートメーションシステムの開発

ビルディングオートメーションシステム(BAS)のユーザーは、ビル管理業務やシステム機器操作に不慣れな初心者からベテランまで習熟レベルの幅が広い。savic-net™G5は、様々なレベルのユーザーであっても使いこなせるシステムとするため、アズビルが長年の開発および販売で得たノウハウを元に,新たに開発したBASである。これまでのシステムとの最も大きな違いはユーザー体験(User Experience:UX)という視点を取り入れた点である。単なる機能追加や使いやすさの改良という枠を超え、ビル管理業務に携わる「人」の業務体験を高めることを目指して開発したBASの事例を紹介する。

アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 西羅 大貴
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 古賀 宏
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 山本 博之

azbil Technical Review 2016年 特集:生産現場・執務空間ソリューションを加速する情報化技術

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