伊丹産業株式会社

ガス漏れや非常時のガス遮断など新たな付加価値を提供

ACU集中監視センターに設置されたLPガス集中監視システム ACU24の監視画面。各戸のガスメーター脇に設置されたLPガス集中監視用通信装置からガス切れやガス漏れにかかわる警報、あるいは自動検針の情報などがこの画面を通じて監視員に通知される。

ACU集中監視センターに設置されたLPガス集中監視システム ACU24の監視画面。各戸のガスメーター脇に設置されたLPガス集中監視用通信装置からガス切れやガス漏れにかかわる警報、あるいは自動検針の情報などがこの画面を通じて監視員に通知される。

1986年に完成したのが伊丹産業のLPガス集中監視システム ACU24です。ガス切れ監視機能に加え、自動検針機能、ガス漏れ検知器と連動した異常通知機能といった保安面での付加価値も盛り込まれました。

「お客さまへの展開は1986年3月から始めました。およそ3年ごとに10万戸のペースで展開戸数を伸ばし、2014年12月には累計で90万戸に到達しています。その間、『液化石油ガス法』※1改正への対応として、双方向通信機能を搭載しました。例えば緊急時には、センターからの遠隔操作で供給を遮断できるようになっています」(寺田氏)

構成としては、顧客宅のガスメーター脇にアズビル金門のLPガス集中監視用通信装置を設置し、その通信装置から電話回線を通じてACU集中監視センターに情報を通知します。ガスメーターやガス漏れ検知器から得た警報や検針情報などをACU集中監視センターの監視画面に表示し、監視員に知らせます。通知内容がガスの残量を警告する情報であれば、翌日には所定の伝票が打ち出され、担当者に配送指示が伝わります。

「ガス漏れ警報の場合は、監視員は直ちにお客さまに問い合わせの電話をかけて状況を確認します。万一、お客さまと連絡が取れなければ、近隣の当社事業所の担当者を急行させたり、状況によってはセンターから遠隔による供給の緊急遮断を行ったりすることもできます」(倉津氏)

また、検針情報は月1回など定められた周期で各戸の通信装置からセンター側に送信されます。検針担当者が顧客宅一軒一軒に足を運んで検針を行うという業務負荷が大幅に削減されました。LPガス集中監視システム ACU24の構築により、顧客に大きな安心を提供しながら、同社の配送業務や検針業務の合理化にもつながっています。

LPガス集中監視システム ACU24の概要

LPガス集中監視システム ACU24の概要

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2015 Vol.3(2015年06月発行)に掲載されたものです。