伊丹産業株式会社

地元自治体の要請に応え高齢者緊急通報システムにも活用

顧客宅のガスメーター脇に取り付けられているアズビル金門のLPガス集中監視用通信装置。この通信装置からACU集中監視センターに情報が伝送される。

顧客宅のガスメーター脇に取り付けられているアズビル金門のLPガス集中監視用通信装置。この通信装置からACU集中監視センターに情報が伝送される。

「当社がLPガスを供給しているお客さまのうち、LPガス集中監視システム ACU24を利用していただいているお宅の割合は同種の集中監視システムを導入しているガス会社の中でも高いものと自負しています」(髙木氏)

「リリース後29年の間に、通信インフラについても従来型のアナログ回線からISDN、ADSL、光ファイバー、あるいは無線へと変化してきました。アズビル金門の支援の下、常に新たな技術をキャッチアップしてシステムを進化させてきたことが、高い適用率につながっているものと思います」(倉津氏)

さらにLPガス集中監視システム ACU24の技術は、地元の兵庫県伊丹市が1988年11月から開始している高齢者緊急通報システム事業(通称「QQコール」)からの委託を受け、そのインフラとしても活用されています。在宅の高齢者が緊急時にペンダントのボタンを押すと、アズビル金門の通信装置経由でACU集中監視センターに通知が届きます。すると監視員がその高齢者の親族など、あらかじめ登録された連絡先や近隣の協力員へ緊急対応を要請する体制が実現しました。

「2014年5月には、太陽光発電所を兵庫県赤穂市に開設しました。当社が長年にわたり培ってきた、クリーンエネルギーであるLPガスや天然ガスの供給ノウハウを電力分野にも投入し、総合エネルギー企業としてさらなる躍進を目指しています。アズビル金門には、LPガス集中監視用通信装置の活用に向けたアドバイスなども大いに期待しています」(北嶋氏)

大型ガスメーター KLメーター(左)とSBメーター(右)。検定満期時に回収した大型メーターを新品同様に修理し、会員登録されている次のユーザーの交換メーターとして支給する「大型メーター修理倶楽部 リペクラ(TM)」をアズビル金門が立ち上げた。従来、検定満期時には新しいメーターを購入するなど、非常にコスト高になっていた大型のガスメーターについて、ほかのガス事業者と協力することで環境にも配慮した仕組みづくりを構築した。

大型ガスメーター KLメーター(左)とSBメーター(右)。検定満期時に回収した大型メーターを新品同様に修理し、会員登録されている次のユーザーの交換メーターとして支給する「大型メーター修理倶楽部 リペクラ™」をアズビル金門が立ち上げた。従来、検定満期時には新しいメーターを購入するなど、非常にコスト高になっていた大型のガスメーターについて、ほかのガス事業者と協力することで環境にも配慮した仕組みづくりを構築した。

※リペクラは、アズビル金門株式会社の商標です。

用語解説

※1 液化石油ガス法
正式には「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」。プロパン、ブタン、プロピレンを主成分とする液化ガスの販売、関連ガス器具等の製造および販売等を規制する法律。

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2015 Vol.3(2015年06月発行)に掲載されたものです。