第一環境株式会社

LPWA活用による自動検針の実現へ、先進的な取組みの推進を決断

西島に設置された電子式水道メーター

(1) 西島に設置された電子式水道メーター(左)とSigfox用無線発信機(右)。(2) 確実なデータ送信が行えるよう、設置時に電波の状況によって無線発信機の場所や高さを調節している。

以前から、第一環境は、有線もしくは無線の通信を利用した自動検針システムを導入し、離島や山間部などでの検針業務の効率化を進めるための検討を行っていました。しかし、導入に当たっては、通信費用が高額であることや、必要となる無線発信機の製品化の予定が見えないことなど、費用対効果や実現性の点で課題を抱えていました。

「アズビル金門株式会社に西島での検針に関する課題を相談したところ、無線通信技術であるLPWA(Low Power Wide Area)※1の一つであるSigfox※2を使った自動検針システムを提案されました。その提案は、広域通信による自動検針を可能にし、コストを最小限に抑えることができるものでした」(菊地氏)

「アズビル金門は、新たに必要となるSigfox無線発信機の開発も含めた具体性のある提案をしており、迅速に開発を進めようとしていました。そうしたメーカーとしての姿勢が信頼できると考え、導入を決めました」(松本氏)

これを受けて、第一環境とアズビル金門に加え、KDDI株式会社、日本におけるSigfoxの事業者である京セラコミュニケーションシステム株式会社とコンソーシアムを結成。4社協業でのプロジェクトが動き出しました。

ライセンス系LPWAとアンライセンス系LPWAの違い

ライセンス系LPWAとアンライセンス系LPWAの違い

※Sigfoxは、Sigfox S.A.の商標です。
※LoRaWANは、Semtech Corporationの商標です。
この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2018 Vol.6(2018年12月発行)に掲載されたものです。