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杉浦淳様邸/安城建築株式会社

欧州で体感した快適さと、空気のきれいさを求め、多くの住宅展示場を巡った末に選んだ全館空調

愛知県知多郡武豊町にお住まいの杉浦淳・満紀ご夫妻は5年前に自宅を新築。その際、以前からの希望であった全館空調システムを導入、アズビルの「きくばり」を採用しました。導入の結果、検討時に想像していた以上の快適性を実感。加えて電子式エアクリーナの効果で、それまで悩まされていた花粉も気にならなくなりました。

住宅分野 住宅 快適 省エネルギー 住環境 全館空調システム

導入製品・サービス

数多くの住宅を見学する中で、全館空調に大きな魅力を感じる

愛知県にある知多半島の中央部、三河湾の臨海部に位置する知多郡武豊町(ちたぐんたけとよちょう)。日本全国にある「浦島太郎伝説」の伝承地の一つとしても知られ、町内には「浦島」「竜宮」「乙姫橋」といった地名が残っています。人口およそ4万3000人、約1万7500世帯が暮らす同町の東側には、国の重要港湾に指定される衣浦港(きぬうらこう)があり、1960年代に埋め立てられた沿岸地域には衣浦臨海工業地帯が広がっています。南部には田園・丘陵が広がる一方、北部は商業・住宅地域の開発、交通網の整備も急速に進み、名古屋市のベッドタウンとしても注目されています。そんな武豊町北部の閑静な住宅街にあるのが杉浦淳・満紀ご夫妻のお宅です。

淳さんは、電気設備関係の仕事に就かれており、満紀さんは住宅設備機器の会社にお勤めです。中学2年生と小学5年生の娘さんの4人家族で、クイーン・アン様式*1と呼ばれる英国風の瀟洒(しょうしゃ)な意匠がひときわ目を引く住居にお住まいです。この邸宅が竣工したのは2011年5月のことでした。

「もともと二人とも家を見て歩くのが好きで、結婚する以前から住宅展示場を一緒に見て回っていました。まだ具体的に建てる計画もないのにパンフレットをもらってきては、自分たちの住む家のイメージを練り、ずっと夢を膨らませてきました。しかし、最終的に、こうした英国風の輸入住宅を建てることにしたのは、ひとえに妻の趣味なんです」と笑顔で話す淳さん。

「住宅の流行も時代によって変化しますが、英国風の住宅も純日本家屋と同様に、建ててから10年、20年と年月を経て建物自体が古くなってきても、陳腐化せず、時を重ねるごとに味が出てくると思います」(満紀さん)

意匠面に加えて、ご夫妻が住宅を建てる際の条件としていたのが、全館空調システムの導入でした。

「以前、欧州の家庭を訪れる機会があり、そこで初めてセントラルヒーティングを体感しました。欧州は冬が寒いので温水を家中に流して温めるというものでしたが、これを体感したときに、自分も将来、家を建てるときは全館空調の家にしたいと思いました」(満紀さん)

住宅展示場などで様々な家を見るうちに、お二人は家中が一定温度に保たれている全館空調の快適性に触れ、いつしかそれが自宅を建てる際の必須要件になっていたといいます。

リビングやキッチンなどは遮るものがなく開放感あふれる間取り。広い空間であっても効率的に空調できるように計算された場所に温風・冷風の吹出口があるので、快適に過ごすことができる。意匠面にもこだわり、飾り二重天井を利用してダクトが通されている。

リビングやキッチンなどは遮るものがなく開放感あふれる間取り。広い空間であっても効率的に空調できるように計算された場所に温風・冷風の吹出口があるので、快適に過ごすことができる。意匠面にもこだわり、飾り二重天井を利用してダクトが通されている。

建築業者が提案する全館空調システムに替え、自ら選定したきくばりの導入を依頼

ご自宅を建てるに当たっては、建築物の品質面での優位性を評価し、注文住宅・輸入住宅の分野で定評のある愛知県の安城建築株式会社に依頼しました。安城建築では、全館空調システムを標準装備とした家を建てており、当時は他社の製品を標準設備システムとして採用していましたが、ご夫妻はアズビル株式会社の全館空調システム きくばり*2を導入することを希望されました。

「建築業者の選定で工務店を回る中で、きくばりを知りました。自分なりにカタログやWebサイトを見て調べてみたところ、我々のニーズに最も合致していました。安城建築の標準システムではなかったのですが、きくばりの導入をお願いすることにしました」(淳さん)

「特に良いと感じたのが、きくばりが電子式エアクリーナを搭載していたことです。私たち夫婦は二人とも花粉症で、特に夫は2月、3月のシーズンには鼻水や涙に悩まされて、夜もよく眠れないほどでした。電子式エアクリーナで空気が清浄できれば、楽になるのではないかと期待しました」(満紀さん)

全館空調システムの冷暖房を制御するリモートコントローラ。1階のキッチンスペース脇に加え、2階にも設置されている。

全館空調システムの冷暖房を制御するリモートコントローラ。1階のキッチンスペース脇に加え、2階にも設置されている。

屋根裏に設置された空調室内機本体。

屋根裏に設置された空調室内機本体。

※きくばりは、アズビル株式会社の商標です。

想像以上の快適性に満足、今では手放せない存在に

天井面に設置された電子式エアクリーナ。開閉グリルを開いて、中のプレフィルタ表面のホコリを掃除機で吸い取るだけなので、日常のお手入れも簡単。

天井面に設置された電子式エアクリーナ。開閉グリルを開いて、中のプレフィルタ表面のホコリを掃除機で吸い取るだけなので、日常のお手入れも簡単。

杉浦様邸は、きくばりの全館空調により、季節を問わず1年を通して、家中の快適性が保たれています。

「導入前には、大きな期待があった半面、住んでみないと分からないだろうという思いもありました。しかしながら、実際に住んでみると、家の中の快適さは期待以上でした。暑くて寝苦しい夜もないし、寒くて起きられない朝もなくなりました。1年を通して家中どこへ行っても同じくらいの室温なので、ヒートショック*3などが懸念される高齢者の方にこそ導入してほしい設備だと感じます。もはや、きくばりのない暮らしは考えられません」(淳さん)

「花粉のシーズンも楽に過ごすことができるようになりました。花粉に一番悩まされていた夫も、目などが多少むずがゆくなることはあっても、生活に支障のあるようなことはなくなりました。また家の中で寒暖の差が少なくなり、子供たちの体調を気にすることもなくなりました」(満紀さん)

「気になる空調に要するランニングコストは、1日当たり“カフェのコーヒー1杯分”程度。得られている効果を考えれば、全く気にならないです。以前住んでいた住宅は断熱も十分ではなく、光熱費は今の家の方が断然安く済んでいます。さらにきくばりは、細かな温度設定でスケジュールに沿った自動運転が行えます。例えば誰も家にいない時間帯などは、夏であれば高め、冬なら低めに設定しておいて、家族の誰かが帰宅する時間に合わせて通常の温度で運転することも可能です。こういう使い方の工夫で、電気使用量の最適化を図ることもできます」(淳さん)

「アズビルのサービス員が、保守に来てくれたときには、より省エネルギーになる空調の運転方法などもアドバイスしてくれました」(満紀さん)

施工した安城建築も、杉浦様邸での導入を契機にきくばりの性能を高く評価し、現在ではアズビルの全館空調を標準設備システムとして、採用しています。

「夫婦とも仕事で忙しい日々ですが、今後は家族と共有する時間をさらに大切にしていきたいと考えています。そうした空間を支えてくれるきくばり、そしてアズビルには、これからも変わらず、我々の快適な暮らしを支えてくれることを大いに期待しています」(淳さん)

用語解説

※1 クイーン・アン様式

18世紀初頭の英国アン女王の治世に見られる美術・工芸様式。建築物においては、鐘楼を思わせる八角形の塔棟や玄関ポーチに連続したカバードポーチなどを持つ、左右非対称なデザインが特徴。

※2 全館空調システム きくばり

1台のシステムで、冷房・暖房・換気・空気清浄・除湿の五つの働きをする家庭用空調システム。24時間・365日、家全体を快適な空気に保つ。

※3 ヒートショック

暖かい場所から寒い場所への移動による、急激な温度変化が体に及ぼす影響。血圧が急変動したり、脈拍が速くなったりするため、特に高齢者の体には危険な場合がある。

 

お客さま紹介

杉浦 淳(じゅん) さん
満紀(まき) さん

杉浦淳様邸/安城建築株式会社

杉浦淳様邸

  • 愛知県知多郡武豊町の住宅地に2011年5月竣工。施工面積43坪。2階建て。

安城建築株式会社

  • 所在地/愛知県安城市桜井町北阿原下48-2
  • 創業/1929年
  • 事業内容/日本品質の輸入住宅設計施工、洋風住宅設計施工、店舗設計施工、不動産売買、不動産賃貸業

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2016 Vol.5(2016年10月発行)に掲載されたものです。

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