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東京ミッドタウン日比谷

店舗、オフィスが抱える多様なセキュリティニーズに対応

オフィスフロアへの入り口に設置されたセキュリティゲートと来訪者管理システムの無人発券機。

オフィスフロアへの入り口に設置されたセキュリティゲートと来訪者管理システムの無人発券機。

2015年1月からアズビルの建物管理システム savic-net™FX2 セキュリティの導入に向けた本格的な施工が開始されました。ビルのオーナーである三井不動産と、ビルの運用を管理していく三井不動産ビルマネジメント株式会社が、「東京ミッドタウン日比谷」としての方針や入居するテナントのニーズを基に、セキュリティのゾーニング・動線について基本的な組立てを行い、アズビルとの間でそれをどのように実現するのかについて綿密な打合せを実施しました。

「テナントからのニーズとしては、自社の社員カードをそのままセキュリティカードとして使いたい、自社で社員の管理を行うために入退室データを提供してほしいなど、多様な要望が出てきました。難しい要求に対してもアズビルは真摯(しんし)に対応してくれました」(水野氏)

東京ミッドタウン日比谷に設置された非接触ICカードリーダの数は約750台。三井不動産が所有するビルの中で、設置台数は群を抜く多さです。数の多さだけでなく、テナントの種類も様々あり、利用者の属性によって立ち入れるエリアも異なるため、カードリーダの設置箇所や権限設定においては、緻密な設計・構築が必要でした。

「オフィスフロアには決まった人しか入ってきませんが、商業フロアには不特定多数の人の出入りが発生します。セキュリティのためとはいえカードリーダの数を多くすると、厳重な管理ができる一方で、運営スタッフや店舗で働く従業員にとっては使い勝手の悪さにつながってしまうため、そのバランスが難しいところです。どのカードリーダを生かして、どの権限設定で通れるようにするかという部分については、かなり時間をかけて打合せを行いました。運用が始まってから分かることもあり、商業施設がグランドオープンした2018年3月以降も都度、アズビルに協力を得ながら変更対応を行っています」(五十嵐氏)

さらに東京ミッドタウン日比谷では、オフィスエリアへの立入りに対してICカード認証によるセキュリティゲートを導入しています。そして来訪者対応として来訪者管理システムを導入しました。

各テナント入り口に設置された非接触ICカードリーダ。

各テナント入り口に設置された非接触ICカードリーダ。

このシステムではテナント企業側が来訪者情報をシステムに登録。来訪者にメールでお知らせし、QRコードが発行されます。このQRコードをエントランスに設置された無人発券機にかざすと、ビル入館証が発券されます。この入館証をセキュリティゲートにかざすことで、アズビルのセキュリティシステムが管理するゲートが開くという仕組みです。これにより、専用受付がなくても企業側も来訪者もストレスなく入退館ができるようになり利便性と人的な面での省力・省コストが実現しました。

中央監視室でビル全体のセキュリティ状況や、空調などの設備運用状況を一括で監視することができる統合型建物管理システム savic-net FX2 セキュリティの操作画面。

中央監視室でビル全体のセキュリティ状況や、空調などの設備運用状況を一括で監視することができる統合型建物管理システム savic-net FX2 セキュリティの操作画面。

※savic-net、savic-net FXは、アズビル株式会社の登録商標です。
※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2019 Vol.4(2019年08月発行)に掲載されたものです。