HOME > 納入事例 > 建物分野 > 株式会社 牧野フライス製作所 富士勝山工場

株式会社 牧野フライス製作所 富士勝山工場

エネルギー管理と設備管理で省エネルギーを推進する長期パートナー

大きな効果を達成した要因は、長期にわたる機器の運転データの蓄積とそのモニタリング・解析の実施、そしてその結果から適切なチューニングを行う運用改善にあります。アズビルの担当者は、毎日蓄積されていくデータから機器の特性や制御の傾向を分析。牧野フライス製作所の設備担当者と打合せを行う中で改善策を立て、月に一度の訪問の際に、報告書の提出とともに提案を行ってきました。

「アフターケアの対応に大変満足しています。気になることを電話で相談すると、次回訪問時にはその対応策を提案してくれます。1期棟と2期棟は、±1.5℃だった空調の運用精度も、現在は±1℃に向上しました」(宇田川氏)

牧野フライス製作所の拠点である厚木工場や富士吉田工場、鳴沢工場ともネットワークを介してシステムがつながっています。

「富士吉田工場と鳴沢工場は、富士勝山工場から運転状況を確認できるだけではなく、監視ポイントの操作も可能です。警報発生時も富士勝山工場に居ながらにしてトラブルの初動対応が可能となりました」(渡辺氏)

同社は今回の成果を受け、設備の一元管理と省エネ施策について、他拠点への展開を検討しています。

「精密さが要求される工場の温度をシビアに管理しながら、さらに省エネルギーまで達成できたのは大変な成果です。これだけ効果が大きかったので当然ほかの拠点にも横展開をかけていく計画をしています。全社でのエネルギー管理の実現と設備管理の効率化を目指したいと思います。アズビルには運用改善のパートナーとして、さらなる提案を期待しています」(羽田)

システム構成図

システム構成図

用語解説

※1 ESG
Environmental(環境)・Social(社会)・Governance(企業統治)の頭文字。社会や企業の持続的成長のためにはこれら三つの観点が必要という考え方。
※2 SDGs(Sustainable Development Goals)
2015年の国連サミットで採択された、2016年から2030年までの国際目標のこと。「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会を実現するための17のゴールと169のターゲットが示されている。

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2020 No.5(2020年12月発行)に掲載されたものです。