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Usina Coruripe Plant Campo Florido Unit

信頼できる製品の選定で生産性の向上と人的負担軽減を実現

シラップ(シロップ)を煮詰めて結晶を作る(煎糖、結晶)工程で、シラップの流量をコントロールするバルブに取り付けられたアズビルのスマート・バルブ・ポジショナ。バルブによって形が違う取付板を用いて設置されている。

シラップ(シロップ)を煮詰めて結晶を作る(煎糖、結晶)工程で、シラップの流量をコントロールするバルブに取り付けられたアズビルのスマート・バルブ・ポジショナ。バルブによって形が違う取付板を用いて設置されている。

複数メーカーのポジショナの検討を行う中、アズビル株式会社のスマート・バルブ・ポジショナについても、実際のデモンストレーションを通じて、その品質、費用対効果の検証を行いました。プラント内ではブラジル国内メーカーはもちろん、海外製も含めて複数のバルブメーカーのものが稼働しています。ポジショナが故障してしまうと、それぞれのメーカーに対して修理依頼をしなくてはならず保守の現場では大きな負担となっていました。アズビルのスマート・バルブ・ポジショナは、カンポ フロリド ユニットで使用されているアズビル以外のメーカーの様々な仕様のバルブにも取り付けられることや、製品の品質、費用対効果が最も優れていた面が評価され、2018年6月に採用を決定。同年7月、スマート・バルブ・ポジショナおよび他社製の既存バルブに設置するための取付板10セットを導入し、稼働を開始しました。

「プラントの計装エアそのものの品質を上げる努力はもちろんしていますが、水や油の混入を完全に防ぐことはできません。運用していく中で、他社製のポジショナに比べ、アズビルのポジショナ は故障もなく稼働し続けています」(Wilson Angelo de Menezes Junior氏)

さらにバルブメーカーによってポジショナの設置・調整操作が異なるため、作業スタッフはすべての種類の操作を覚えなくてはなりません。これに対して、アズビルのポジショナはどのメーカーのバルブにも取り付けられるため、一つの設置・調整操作を覚えることですべてのバルブに対応することが可能となります。

「プラント全体でポジショナが標準化されていれば、作業スタッフの負荷軽減が可能です。アズビルのポジショナは故障しにくく、メンテナンスも簡単、作業スタッフへの負担も少ないことから、まだ稼働して1年ほどですが厚い信頼を寄せています」(Cacinildo Silva氏)

故障がなくなったことによって修理費用が削減できたことに加え、ポジショナの標準化ができたことで交換作業も短時間で済みます。そのため、プラントを停止する時間も短くなり、プラントの稼働率が向上しました。

「最も大切なことは設備が稼働を継続できることです。そのためには故障しないことが大前提です。砂糖・エタノールの生産工程は7~8カ月間稼働し、4~5カ月間の稼働停止中に定期修理を行うというサイクルで動いています。稼働中の7~8カ月の間にポジショナなどが原因で設備が停止してしまうと、生産効率に多大な影響が出てしまいます。アズビルのポジショナに替えることで稼働率・生産効率を上げることができました」(Geovani Araujo da Silva氏)

蒸気放流弁に取り付けられたアズビルのスマート・バルブ・ポジショナ。

蒸気放流弁に取り付けられたアズビルのスマート・バルブ・ポジショナ

*ポジショナは、電気・電子部品部と空気回路部を隔壁構造(電空回路分離)としており、計装空気などに含まれる油分・水分が、電気・電子部品に影響を与えるリスクを低減している。
この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2020 No.2(2020年04月発行)に掲載されたものです。