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株式会社ナカニシ A1工場

既設工場内での事前調査に基づく緻密な提案内容に大きな安心感

ナカニシでは、A1工場で採用する集塵機の検討に着手。候補に挙がった複数社の製品に対して、油煙発生機を用いた同一の環境下で稼働させ油の回収率を検証するといった実機試験を行いました。その結果、2017年7月に同社が採用を決めたのが、アズビルトレーディング株式会社が提供する工業用屋内電気集塵機 オイルミストコレクター TRIONでした。

「アズビルトレーディングは事前調査として、既設工場内の56カ所でパーティクルカウンターと粉塵濃度計を用いて空気清浄度の計測を行いました。その結果に基づき、A1工場において当社が掲げる0.3mg/m³以下という目標の達成に必要な集塵機の台数、1時間当たりに必要な換気回数などを詳細に検証し、提案してくれました。そうした緻密な対応には大きな安心感がありました」(阿久津氏)

2017年12月から翌2018年2月にかけてA1工場に72台を設置。同年3月のA1工場操業開始に合わせ、TRIONも運用を開始しました。

「既設工場の天井つり下げ型電気集塵機では、集塵された油の回収に高所作業台を使うなど、大きな作業負荷が伴っていました。A1工場ではアズビルトレーディングから、この作業を安全に、容易にするためのドレン排出が提案され、油がたまったことを目で見て確認して、簡単に排出作業ができるような仕組みを作り込んでくれました。これだけの量の油が空間を舞っていたのかと大変驚きました」(古田土氏)

「回収された油は、再度作業用の切削油としてリサイクルされます。また、TRIONの採用により集塵機のフィルタ交換作業も不要となり、併せてコスト削減も実現しました」(磯氏)

A1工場に設置された天井つり下げ型のTRION。工場の4エリアに計72台を導入。マシニングセンタなどから発生し、空気中に浮遊するオイルミストを集塵し、清浄した空気を工場内に循環させている。

A1工場に設置された天井つり下げ型のTRION。工場の4エリアに計72台を導入。マシニングセンタなどから発生し、空気中に浮遊するオイルミストを集塵し、清浄した空気を工場内に循環させている。

工場壁際に設置されたドレン排出器。TRIONで集塵されたオイルミストはドレン管を通ってここにたまる。

工場壁際に設置されたドレン排出器。TRIONで集塵されたオイルミストはドレン管を通ってここにたまる。

※TRIONは、Johnson Controls, Inc. a Wisconsin Corporationの製品です。

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2019 Vol.5(2019年10月発行)に掲載されたものです。